2020年6月16日
UsideU×東大×パーソルワークスデザイン、アバターを活用した心理相談サービス
UsideUは15日、東京大学大学院教育学研究科およびパーソルワークスデザインと共同で、TimeRep(タイムレップ)を活用したアバター心理相談サービスの開発を開始すると発表した。
UsideUは、遠隔接客販売ツールのTimeRepを通じ、遠隔でありながらも表情やジェスチャーといった非言語情報の豊富な対話体験を可能にし、対面よりも効果の高い販売・案内・接客の実現を目指している。
このたび同社は、心理相談の利用ハードルを下げ重症化や休職などを防止するため、東京大学およびパーソルワークスデザインと共同で、アバター心理相談の有効性を実証し、TimeRepを活用した心理相談サービスの開発を開始した。
アバターを利用することで、表情や身振りなどの大切な非言語情報を損なわずに、良質な心理相談を提供することができる。また、お互いの顔が直接見えないため、心理相談を利用することの心理的抵抗感を下げることができ、より多くの人が心理相談を受けやすくなると考えている。
サービス開発においては、パーソルワークスデザインを中心にサービス設計を行い、UsideUがアバター通信テクノロジーを開発・提供する。同時に、東京大学・下山研究室監修のもと、相談者の問題に応じて適切なサービスを提供するために問題のアセスメントを行い、適合性の判断や支援の計画を行う相談受付システム、および、一定水準以上のサービス提供を可能とする「相談マニュアル」の開発を行う。
そして、開発されたアバター心理相談の利用促進効果に関する調査や、質問紙とインタビューを使った相談者の満足度・治療効果に関する調査により、臨床的な効果を検証していく。
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