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2020年8月20日

日販テクシード、教材ロボット「こくり」の新サービス・保育支援アプリを開発

日販テクシードは19日、タブレット一体型ロボット「こくり」を利用し、保育所保育指針の保育内容5領域と、「幼児期の終わりまでに育てたい10の姿」に対応する教材アプリケーションとしての活用や、QRコードを利用した登園降園記録を管理する保育士業務の負担軽減アプリケーションの実証実験をあきつやまゆり保育園で開始したと発表した。

ある調査によると、保育士が負担と感じる業務のベスト5に教材の準備が含まれているという。一方で、保育業界のICT化は年々進んでいるものの、会計処理、連絡帳、写真管理などが中心で、教材の準備に関するICT化は進んでいない。またコロナ禍において、25%の園が従来の遊具を利用した遊びを制限しているうえに、80%以上の園でアルコール消毒、定期的な換気を行うなど保育士の負担に拍車をかけている状況が判明した。

同社ではこの点に着目し、あきつやまゆり保育園協力のもと、日本女子体育大学の百瀬教授をアドバイザーに迎え、新しい教材アプリケーションの他、保育士の業務負担を軽減する「トイレトレーニング管理」、「登園降園管理」、「午睡チェック」のアプリケーションをタブレット一体型ロボット「こくり」に実装した。実証実験での効果検証を通じて改善を重ね、2020年9月に発売を予定している。

タブレット一体型ボット「こくり」は、同社が独自に開発したプログラミング教育向けロボット。東京都プログラミング教育推進校に指定されている公立小学校をはじめ、都内の私公立小中学校、公立図書館などを中心に利用されているという。

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タブレット一体型ロボット「こくり」

日販テクシード

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