2020年8月25日
「合理的配慮」の内容まで理解している学生は3割以下=LITALICOワークス調べ=
LITALICOワークスは、発達障害やその傾向のある学生を対象に「障害理解と合理的配慮に関する調査」を実施し、24日その結果を公表した。
それによると、発達障がいやその傾向のある学生の約8割が合理的配慮について理解していないことが分かった。また、学校での個別の支援や配慮について相談したことのある人は4割以下にとどまっている一方、個別の支援や配慮を受けたいと回答した人は7割を超えた。合理的配慮が受けられることや、どのような支援が受けられるのかを知らず、大学や専門学校に相談せずに悩んでいる学生がいることが窺われる。
学生が受けたい個別の配慮・支援としては、「校医や学生支援室との定期相談」37.5%、「就職活動の個別相談」36.5%、「定期支援やレポート課題に対する配慮」35.0%が上位を占めた。また、大学に合理的配慮について相談したことのある人が最も活用しているのは「学生支援室」54.9%だった。
さらに、自分自身の障がい特性による困りごとの対処法を理解している人は5割にとどまり、現状は半数以上が理解できていないことが明らかとなった。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













