2020年8月31日
モリサワ、宮城県の中・高校で「レイアウト」と「書体選び」を学ぶ授業を実施
モリサワは、産学連携の一環として、宮城県の古川黎明中学・高校で、「レイアウト」と「書体選びのポイント」を学ぶ授業を、9月3日~8日にかけて実施する。
同社は、国連で採択された世界共通の目標「SDGs」(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の達成に向けて企業活動を行っており、これまでも、その一環でもある産学連携プロジェクトを実施してきた。
同中・高校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、探究力(主体的に探究を続け、新たな価値を創造する力)の育成を目指していることから、今回の産学連携プロジェクトの実施につながった。
授業では、生徒たちの手でサンプル資料の編集を行う。「レイアウト」や「書体選びのポイント」を知ることで、資料の「伝わりやすさ」に違いが生じることを実感するのが狙い。
今回は、「情報」と「探究」の授業時間に実施し、第1回目の授業では資料を作成する際のレイアウトについて学ぶ。生徒たちは、同社が用意したサンプルのPowerPoint資料のレイアウトをどう変更すれば見やすくなるかを検討し、自分たちで変更する。
第2回目の授業では、書体選択の方法について学んだ後、第1回目の授業で生徒が編集したサンプルの書体を同社のUDフォントに変更することで、見え方や読みやすさがどう変わるかを体感する。
最後に、同社がお手本の資料を紹介し、「レイアウト」や「書体選びのポイント」のレクチャーや実際の作業を通して、生徒たちの資料作りの学びをサポート。
また、学校側の夏休みの課題のサポートとして、SDGsを学んだ生徒に向け、同社としてのSDGsに関する具体的な取り組みにも触れる。
さらに、生徒向けの授業と合わせて、教職員向けの研修会も実施。同社が、「業務で活用できるレイアウト術」と「書体を配慮することの大切さ」を紹介し、教職員の実際の業務に役立つ内容を伝える。
実施概要
■生徒向け授業
・9月3日(木)、4日(金):レイアウトについてのレクチャーと同社のSDGsの取り組みを紹介
・9月7日(月)、8日(火):書体の大切さについてのレクチャー
■教職員向け研修会
・9月4日(金):業務で活用できるレイアウト術と書体を配慮することの大切さについて解説
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