2020年9月10日
関西大、2020年度春学期 遠隔授業を総括「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」
関西大学は8日、2020年度春学期に行った遠隔授業について、教員・職員・学生の3つの立場から総括したと発表した。
同大学教育開発支援センターが発行する『ニューズレター特別号』には、遠隔授業の実践報告をはじめ、教員・学生双方からの苦労話、また、ピアサポートの一環としてオンラインで学生の相談対応を行った授業支援SAからの報告、コロナ禍のキャンパスライフを端的に表現した「学生川柳」54選を掲載。
同大学は、対面授業に代わる遠隔授業を本格的に開始したのは4月20日から。遠隔授業に必要なシステムや学習環境の整備はもとより、教育の質保証を目的とした教員対象のFD研修・相談会(日本語・英語)も全21回(4月1日~7月3日)にわたって実施し、延べ764人の教員が利用。緊急下で準備不足の点もあり、授業実施にあたっては様々な問題に直面したが、試行錯誤しながら安定した授業運営ができるレベルまでこぎつけることができたという。
コロナ禍のキャンパスライフをうまく表現した”学生川柳”の一例
○”教授との 1対1で 苦笑い” ○”繋がらぬ ネット回線 人づきあい”
○”買うべきは 化粧品より 安カメラ” ○”忘れてる 提出期限と 通学路”
○”新習慣 授業の前の 部屋掃除” ○”課題きて 一難去って また課題”
○”見続ける ブルーライトが 目にいたい” ○”帰省して いない下宿に 金払う”
*ニューズレターには計54選を掲載
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