2020年9月15日
日本経済大、海外提携校で「オンライン日本語講座」を開講
日本経済大学は11日、ロシアのニジニ・ノヴゴロド言語大学をはじめ、同大学の世界中の海外提携校で日本語に関心を持つ学生を対象とした「オンライン日本語講座」を10月から行うと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外留学の再開時期が不透明な中、海外学生の日本文化への興味関心のまなざし、日本語習得への意欲に応え、国際交流や学びの機会の提供を行うべく、コロナ禍での新たな形の「グローバルな学び」を提案したいという。
同講座実施の対象校の一つである、ニジニ・ノヴゴロド言語大学とは、今年8月に、小津大学との交換留学などを実施することを目的に「包括的学術協定」を締結。今回の同講座は協定締結後、第一歩となる協力プログラム。
日本とロシアは文化的・歴史的なつながりも多く、現在ロシアへの日本からの企業進出なども盛ん。二ジニ・ノヴゴロド言語大学は、20年以上にわたり、日本外務省の団体から毎年日本人講師が派遣されるなど日本への留学志向も極めて高い。
今後、同大学においても、日露交流の発展に貢献する人材の育成にも着手。具体的には、来年4月に、「ロシア語」講座の開設を予定。更に、ロシアと日本の経済・文化の結びつきにフォーカスした「ロシア学概論」「ロシアの文化と経済」等の科目の開設も検討しているという。
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