2021年3月1日
「コロナ禍における研修形態の変化」オンラインは増加、集合は減少 =NTT LS調べ=
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTT LS)は2月25日、コロナ禍で「企業における人材育成投資及び今後の見通しの調査」の結果を発表した。
調査は、コロナ禍における人材育成投資(採用・研修・雇用)をはじめ、研修等の人材育成の実施状況、形式の実態を明らかにし、今後の研修の在り方や育成に資するデータ・知見を経営・人事に提供するのが目的。
研修実施形態については、回答企業の4割超(45.5%)において「集合形式の研修」頻度は減少。オンライン研修は増加(44.4%)。「研修が無くなった」とする回答は2割(20.2%)。「集合形式の研修」頻度が減少した企業では、半数以上(52.0%)が「仕事へのモチベーションが下がった」という結果となった。
人材育成費用の対前年度比較では、回答企業の7割超(74.2%)が「人材育成投資は減少もしくは横ばい」に。人材育成費用が上がった企業においては、「売り上げ、仕事のモチベーション共に上昇」という結果。
調査期間は2020年12月6日から8日。全国の従業員500人以上の会社に勤務している正社員(22~60歳)を対象に、インターネットによるアンケートで行った。サンプル数は1500(人材育成部門、もしくは人事部で人材育成に関与しているのは178サンプル)。
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