2022年7月6日
オンライン研修、満足度は85.7%で集合研修(50%)を大きく上回る=デジタル・ナレッジ調べ=
デジタル・ナレッジは5日、同社のeラーニング戦略研究所が、研修がある会社で教育を受けている会社員100人と、人事部の人材教育・育成業務担当者100人を対象にそれぞれ実施した、「企業研修の実施状況に関する調査」の結果をまとめた報告書を公開した。
それによると、コロナ3年目における研修の実態を調べたところ、社員の85%が「オンライン研修のみ」、「オンライン研修と集合研修を併用したハイブリッドラーニング」を受講していることが分かった。
ハイブリッドラーニングのうち、「オンライン研修の実施比率=7割以上」は66.6%で、企業研修におけるハイブリッドラーニングは「集合」より「オンライン」が多かった。
企業は、①知識教育か実践教育か、②研修規模が大きいか小さいか、③基本はオンライン、初回のみor重要な研修のみ集合―などの基準で集合研修とオンライン研修を使い分けていることが分かった。
コロナ禍で、94.4%が「集合研修が減った・なくなった」と回答し、84.3%が「オンライン研修が増えた」と答えており、研修のオンライン化が鮮明になった。
また、社員と企業の研修満足度を調べたところ、ハイブリッドラーニング(社員70.8%、企業71.2%)、オンライン研修(社員70.4%、企業85.7%)が、集合研修の満足度(社員40%、企業50%)を大きく上回った。
社員の満足度を高めている最大の要素は「時間・場所の制約がない」で、企業側では「目的にあった使い分けが可能」、「受講者増とコスト削減が両立できる」点などが評価された。
「今後もハイブリッドラーニングを継続したい」と回答した社員は92.7%、企業は96.9%と極めて高く、社員側では今よりやや集合研修を増やしたハイブリッドラーニングが求められていることが分かった。
また、オンライン研修・ハイブリッドラーニングの課題について聞いたところ、「円滑なコミュニケーションが難しい」、「取組状況が見えない・ちゃんと理解できたか不安」、「集合研修に比べて効果が限定的」といった声が、社員側・企業側双方から寄せられた。
この調査は、研修がある会社で教育を受けている勤続年数3年以上の会社員100人(社員側調査)と、人事部の人材教育・育成業務担当者100人(企業側調査)を対象に、6月2日~3日(社員側調査)と6月2日~6日(企業側調査)に、アンケート専門サイトを使ったWebアンケートの形で実施した。
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