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2021年3月2日
IoTボールで選手データ分析や管理が可能な「アスリーテック for TEAM」を提供開始
アクロディアとユーフォリア、KDDIの3社は、センサー内蔵型IoTボールで測定した複数選手の回転数や球速などのデータをチーム内で分析できるほか、各選手の体調データや疲労度などを一括管理し戦略を策定できるスポーツIoTプラットホーム「athleːtech for TEAM」(以下 アスリーテック for TEAM) の提供を開始したと発表した。
第1弾は野球チーム向けのサービスで、日本大学第三高校など野球強豪校を含む複数校でトライアル導入している。
「アスリーテック for TEAM」は、センサー内蔵のIoTボールを活用し、日々の投球練習でテクニカルデータを自動蓄積する従来の「アスリーテック」の計測機能と、選手別のテクニカルデータを自動蓄積する機能に加えて、ユーフォリアが提供するチーム向けコンディション管理ソフト「ONE TAP SPORTS」との連携により、複数人の選手データを一元化し、統合・管理できるスポーツIoTプラットホーム。
野球向けセンサー内蔵型IoTボール「TECHNICAL PITCH」から取得した回転数、回転軸、球速、球種、変化量などをチーム内で分析できるほか、投手の身長別や年代別、球速などの全国平均データと比較が行える。
また、「ONE TAP SPORTS」を通じて、各選手が入力した体温などの基礎的体調データ、疲労度、睡眠時間、肩・肘の痛みなど、コンディションに関する情報をチームで一括管理可能。コーチやトレーナー、栄養士などのスタッフは、グラフ化された選手全員の体調推移を詳細かつ手軽にチェックできる。蓄積データを活用したコーチングを支援するほか、遠隔で練習する場合もコンディション管理やオンライン指導を行えるため、競技技術の向上やケガの予兆検知など全般的なサポートに役立つ。
また、コロナ禍のスポーツ大会やイベント開催時に提出が必須となる参加者の検温をはじめとした体調の記録にも利用できる。今後は、フィジカルデータの連携やテレビ電話・チャットなどのコミュニケーション機能、目標設定・スコア管理などのチーム分析機能の提供を予定している。今後はサッカー、バレーボールなど他競技への展開も準備する予定。
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