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2021年3月4日

金沢工業大、VRゲームコントローラーを題材としたプログラミング教材などを開発

金沢工業大学は3日、2020年度に「教育用ドローンを使った教材」と「VRゲームコントローラーを題材としたプログラミング教材」の開発を実施したと明らかにした。

同学工学部情報工学科の河並崇准教授の研究室とDMM.com、FAPの3者は、2019年度から共同で「未来トップクリエイターの養成を目指すSTEAM教育に関する研究と教材の開発」を推進している。

この取り組みはプログラミングを中心にSTEAM領域を同時に学ぶことのできる教材の開発を目指すもので、2020年度は「教育用ドローンを使った教材」と「VRゲームコントローラーを題材としたプログラミング教材」の開発を行った。

教育用ドローンを使った教材開発では、ドローンによるスマート農業を目指し、圃場の自動見守りをテーマとした。ドローンの飛行コースの設定、フィールド基地の開発、帰還方法の策定、気象監視、画像処理による熊の検知などを題材としたプラットフォーム開発を行った。今後、このプラットフォームをベースに具体的な教材開発を行っていく。

VRゲームコントローラーを題材としたプログラミング教材では、教育用コンピュータでmicro:bitをVRコントローラーとして使い、VRコントローラーを自らプログラミングすることで、弓による的あてゲームの仕組みを考案した。

これらの成果は、今月18日~20日にオンライン開催される「情報処理学会第83回全国大会~コロナ新時代の情報処理~」で発表されるほか、将来的には教材としての市販化も目指しているという。

「情報処理学会第83回全国大会」

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共同研究の概要

金沢工業大学

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