2021年3月15日
日本工業大、障がい者の視点から見た360度VR映像完成 北区での試聴会を開催
日本工業大学は11日、車いす利用者の視点を映像化する「こころのバリアフリーVR(仮想現実)映像」の研究・制作を行い、北区での試聴会を1月28日以降開催したと発表した。
東京都北区からの依頼で、情報メディア工学科3年の林光弦さん、門脇昌哉さん、斎藤優介さん、相馬祐哉さん、藤田歩夢さんが大山麻里教授と松田洋准教授のもとで、車いす利用者の視点を映像化する「こころのバリアフリーVR(仮想現実)映像」の研究・制作を進めてきた。
車椅子利用者の体験や気持ちがわかるように、小型の360度ムービーカメラを車椅子利用者の視点位置にとりつけ撮影された映像は、コンビニ内での体験を再現。学生・教員・北区の職員が、車椅子利用者に対して、配慮のある行動をとる場合や、配慮に気がつかない場合などを、学生制作のシナリオで演じた。
VR映像は、PCのボタン操作、タブレットやスマホの位置操作、VRゴーグルで360度映像が体験できる。1月28日以降、「北区BF基本構想の区民部会」で試聴会が開かれ、おおむね高評価だという。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)