- トップ
- 企業・教材・サービス
- 富士通、「GIGAスクール構想」に対応した漢検協会のデジタル学習コンテンツを提供開始
2021年4月12日
富士通、「GIGAスクール構想」に対応した漢検協会のデジタル学習コンテンツを提供開始
富士通と富士通Japanは、小中高向けドリルシステム「FUJITSU 文教ソリューション K-12 個別学習支援 V1 ペンまーる」を通じて、日本漢字能力検定協会の「日本漢字能力検定」の級設定に基づいた一部の学習コンテンツの提供を開始すると発表した。「GIGAスクール構想」に対応した漢検協会のデジタル学習コンテンツの提供は、国内初だという。
「ペンまーる」は、学習者がタブレット端末上で出題された問題に手書きで解答し、その内容を自動採点できるシステム。今回、新たに漢検協会の日本語および漢字学習コンテンツを「ペンまーる」に搭載したほか、誰でも無償で漢検協会の学習コンテンツを体験できるトライアルサイトも同時に公開した。
漢検協会が実施している「日本漢字能力検定」は、認知度が高く広く普及している能力検定の一つ。文部科学省の「GIGAスクール構想」により、児童・生徒一人ひとりにタブレット端末が提供され、デジタル学習を行える環境が整備されたことから、これまで紙の教材が中心だった漢検協会の学習コンテンツのデジタル提供が急務となっている。それに対応するため、このたび、富士通Japanの手書き文字採点技術を活用した小中高向けドリルシステム「ペンまーる」上から漢検協会の学習コンテンツを提供する。
同コンテンツは、タブレット端末を学校の授業で利用する児童・生徒に、漢検10級から2級までの各級5回分の学習プリントと力試しプリントを提供。児童・生徒は、「ペンまーる」のwebブラウザ上から漢検協会の「日本漢字能力検定」の学習コンテンツにアクセスし、すぐに学習を始めることが可能。解答後に答え合わせボタンをクリックすると自動採点されるため、解答直後に結果を確認できる。
富士通Japanが保有する手書き文字採点技術により、児童・生徒がタブレット端末上にペン入力した解答筆跡について、漢字の書き順やとめ、はねなどの漢字特有の細かな表現を含めて、正解筆跡と比較できる。児童・生徒は、自動採点機能により、すぐに採点や答え合わせをし、間違えた解答の正しい内容を確認。教員画面からは、児童・生徒の学習状況や解答内容を把握でき、教員はシステムに蓄積された児童・生徒の全解答データを専用画面から参照でき、児童・生徒一人ひとりの学習の進捗状況や理解度、学びの定着度をリアルタイムに把握し、指導に活かすことができる。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)