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2022年3月31日

富士通Japan、SaaS型「初等中等教育向けデジタル教材提供サービス」を提供開始

富士通Japanは29日、紙教材を出版する教材会社向けに、「Fujitsu 初等中等教育向けデジタル教材提供サービス」を開発し、SaaS型のサービスとして提供を開始した。


新規の教材開発や既存の紙教材をそのままデジタル化できるなど、教材会社におけるデジタル教材の作成から公開までをワンストップで支援。開発したデジタル教材は、従来の紙教材と同様に教材会社が提携する販売代理店を通じて学校へ直接販売することができる。

児童・生徒は、デジタル採点機能により学習を主体的に進めることができ、教員は、進級時のサポート機能による年度更新作業の省力化や、学習場所によらない児童・生徒の学習状況の把握など、デジタル教材のメリットを学級運営の効率化や質の高い学習指導に活かすことができるという。

インターネット経由でデジタル教材にアクセスできるため、GIGAスクール端末を用いた自宅学習にも有効。同社のドリルシステム「FUJITSU 文教ソリューション K-12 個別学習支援 V1 ペンまーる」で培った手書き文字認識技術を活用したデジタル採点機能により、タッチペンを使いタブレット上で学習した手書き解答を自動採点し、正答をすぐに確認できるため、児童・生徒自身が主体的に自宅学習に取り組むことができるという。

既存の紙教材の入稿データを画像として取り込み、解答形式や配点などの設定をするだけで、自動採点が可能なデジタル教材を容易に作成できる教材作成機能を備えているので、新規教材も容易に作成できる。作業はブラウザで行えるため、専用アプリケーションなどの新規導入も不要。

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