2021年5月11日
神田外語大学、セールスフォース・ドットコムのEducationCloudを国内私立大学として初採用
神田外語大学は10日、セールスフォース・ドットコムの大学向けソリューション「Education Cloud」を国内私立大学として初めて採用したと発表した。東京大学に続き、国内では2例目で、国内私立大学としては初だという。

これを基に、デロイト トーマツ コンサルティングと連携して、同大独自の学習システム「KUISポートフォリオ」を開発・導入し、4月から運用を開始している。同システムは、学生の履修・学習履歴データや成績データと連動し、自身の学修状況が可視化できるクラウドシステム。目標設定、学習サイクル(振り返り)、学修到達度といった異なる3つのアプローチから、自分に適した方法で学びによる成長を実感できる。
学生は、大~小レベルの目標設定を行い、目標達成までの道筋を定める。授業や課外活動等での体験・思考・行動ごとに、学んだことや感じたことを日記のように入力し、自らの心の変容や考え方の変化を記録。ディプロマポリシー(DP)に掲げられた学習目標までの進捗状況や課題を可視化し、成長を実感または不足を確認し、継続的な学びの自己点検に繋げる。
また、授業以外にもボランティア活動やアルバイト・留学・インターンシップ・長期休暇中の体験などの活動も学習機会と捉え、体験から感じたこと、次の行動へ繋がったことを記録。日々の行動を客観的・批判的に振り返り(リフレクション)、自身の成長・興味・特徴を把握し、就職活動や自己成長に役立つ。
同ポートフォリオは、教務システムや学習管理システム(Learning Management System)と連動し、大学での学びのデータが一本化される。友人や先輩、担当教員とのやりとりを通じて、お互いの学びに関する情報交換を促す。全ての機能はモバイル端末での利用が可能で、学生の積極的なアクセスと日常的な利用が期待され、自立学習が促進されるシステムになっている。
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