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2021年5月14日
PIPELINE、教育機関向けセキュリティ対策アプリ「Kikotto」をリリース
PIPELINEは13日、インターネット上の脅威から子どもたちの情報端末を守る、教育機関向けセキュリティ対策アプリ「Kikotto(きこっと)」をリリースしたと発表した。
Kikottoは、インターネット通信上の脅威が端末で検知される以前にネットワーク自体を監視し、脅威を検知した際にはそのネットワークを遮断して端末へのアクセスを未然に防ぐ。アンチウイルスソフトと異なり、脅威が子どもの端末に辿りつき侵入を試みる前に通信を遮断することから、安全性が非常に高いことが特徴となっている。
また、アンチウイルスソフトは利用者自身による定期的な更新が必要だが、Kikottoではその必要がない。さらに、Kikottoは端末内を巡回してデータを参照することがないため、端末の動作が重くならないというメリットもある。なお、脅威データの参照・検証にあたっては、SPAMHAUSやScamadvisersと提携しそのデータも活用している。
Kikottoを教育機関が配布する端末にインストールすることで生徒の端末を保護できる。パソコン(Win/Mac)、モバイル端末(iOS/Android)の両方に対応しており、ほとんどの端末で利用可能。また、Kikottoを教育機関が採用しているインターネット・サービス・プロバイダーに対して提供し、教育機関全体のセキュリティ強化を行うこともできるという。
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