- トップ
- 企業・教材・サービス
- すららネット、インパクトマネジメントレポート初号を発行
2021年5月28日
すららネット、インパクトマネジメントレポート初号を発行
すららネットは26日、同社事業がどのような社会課題を解決し、どのような成果(アウトカム)を目指すのかについてロジカルに見える化すべく、インパクトマネジメントレポートの初号をリリースした。
同社は、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 2200 校の塾、学校等に提供している。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場。
今回同社は、事業の評価にインパクトマネジメントの手法を取り入れることで、「すらら」のサービス提供から最終的に社会課題を解決し正のインパクトを生み出すまでをロジックモデルとして可視化し、その成果指標を測定することに取り組んだ。具体的には、「不登校」「発達障がい・学習障がい」「貧困」「低学力」の4つの社会課題を取り上げ、それらに対し定性・定量の両側面から評価を試みている。インパクト評価へのチャレンジは、ITベンチャー企業としては極めてユニークで新しい取り組み。
例えば「不登校」という社会課題に対し、「すらら」はいつでもどこでも勉強ができる状況を作り出す。学校に行けず勉強に取りかかれなかった期間の遅れは「無学年方式」でさかのぼり、独自の体系学習により効率よく学校の授業に追いつくことができる。
さらに文部科学省が定める出席要件を満たすICT教材として実績のある「すらら」での学習により、学校の出席扱いを受けることも可能。「すらら」での学習やサポートにより子どもは自信を取り戻し、生きる力を身につけるきっかけとなる。
インパクトマネジメントでは、このようなアウトカム(成果)を、学習状況のビッグデータなどから算出する測定可能なKPI(成果指標)によりマネジメント。ロジックモデル、KPIは設定したら終わりということではなく、ロジックモデルに基づきKPIを継続的に定点観測することにより、同社がもたらす社会課題解決の成果をマネジメントし、PDCAを回していくという。それにより、長期アウトカムである子どもの経済的自立や格差是正を目指す。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)