2021年7月8日
すららネット、東京都島しょ4町村の「教育推進モデル実証事業」に参画
すららネットは7日、東京都の島しょ4町村(利島村・三宅村・御蔵島村・八丈町)で実施される「教育推進モデル実証事業」に参画すると発表した。
東京都は、島しょ4町村の小中学校を対象に、デジタル技術を活用した教育の推進を目的に、最新のEdTechサービスやSTEAM教育などの導入促進を進める実証事業を開始。
同社は、東京都の「デジタル技術を活用した島しょ地域の社会課題解決プロジェクト」で、アダプティブ教材「すらら」の導入、活用支援をサポートする。
2021年度は、4町村の小中学校の56クラス、生徒・児童657人、教員182人を対象に、「すらら」を活用した学習をサポート。島しょ部の学習課題の解決を手助けする。
今回の事業では、「すらら」活用のほか、プログラミング学習教材の活用、STEAM教育(プログラミング学習と課題解決型学習を組み合わせた「CPBL」)の実施、授業支援ツール(Google Workspace for Education)の活用モデルの構築や、それらを実施するための教職員のサポートなど人的支援が予定されている。
同社は、実証事業の受託事業者ボストン・コンサルティング・グループ、ライフイズテックとともに、こうした人的支援などにも取り組んでいく。
すららネットは、AI×アダプティブ教材「すらら」を、国内では 約2200校の塾、学校などに提供。全国の私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒にも学習の機会を提供している。
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