2021年8月10日
岡山・高梁市、小中学校の95.3%がGIGAスクール端末を「毎日使用・週数回利用」
Happy Collaborationが運営する「岡山高梁先端教育センター」は、岡山県高梁市の小中学校(21校)では、1学期を終えた7月時点で、GIGAスクール構想で導入されたICT端末(iPadなど)を100%(全校・全学年)利用開始していると、6日に発表した。
同センターは、同市からGIGAスクールサポーター業務を受託。同市教委が市内の小学校・中学校全校にアンケート調査したところ、GIGA端末を「ほぼ毎日利用している」は42.9%、週に数回利用しているは「52.4%」で、「ほぼ毎日利用している」「週に数回利用している」を合わせて95.3%にのぼった。(小学校は6年生、中学校は3年生の利用状況)
同市では、GIGAスクール構想全体の推進や学習アプリの選定を行う学校教育課、インフラ整備を担う教育総務課が、試行錯誤しながら、ICT端末活用にトライする学校現場の教員の協力で、積極的な活用を実現。
また、一般的には活用が難しいとされる、小学校低学年での活用も積極的に行っている。小学校1〜3年生がiPadでの動画作成、プレゼンテーションソフトを使いこなした発表、Google Meetなどのオンライン会議ツールを使用した遠隔授業・遠隔学級交流を毎週行うなど、試行錯誤しながらの活用が進んでいる。
高梁市の学校現場での主なICT活用例
・オンライン朝礼、オンライン生徒会、オンライン始業式などの校内活動
・山間部の小規模校同士を繋いだ合同オンライン遠隔授業
・市内の2校を繋ぎ、相手校と1対1のペアを作っての英会話授業
・「Google for Education」のアプリ(Jamboardなど)を活用した対話的・協働的な授業
・ベネッセ「ミライシード」のデジタルドリル「ドリルパーク」の活用
・ベネッセ「ミライシード」の「オクリンク 」等を活用した対話的・協働的な授業
・iPadで行う「学校PR動画」や「コマ送りアニメーション動画」の作成
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