2021年9月2日
primeNumber×横浜市大、データサイエンス分野の人材育成などで連携協定
primeNumberと横浜市立大学は1日、データサイエンス分野の人材育成や共同研究に関する連携協定を締結したと発表した。
同協定は、「産学連携に関する基本協定書」と題するもので、締結は8月31日付。同大みなとみらいサテライトキャンパスが入居する産学連携イノベーション拠点「NANA Lv.(ナナレベル)」での連携を契機に実現した。
今回の協定では、「人材育成に関する連携」として、PBL(Project-Based Learning)実習を行う。PBLは「問題解決型学習」のことで、実際の問題解決を通じて学ぶ教育手法。
同大データサイエンス学部の学生を同社に派遣して、同社のデータサイエンティストが働く実際の企業の現場に配置する。
そこで、直面している課題に対して、学生がデータに基づいた客観的な認識や課題解決のアイデアを創出するためのPBL実習を行い、データサイエンスを用いた問題解決へのアプローチ方法を身に付ける。
また、「共同研究等の実施」では、同社に蓄積された様々なデータを、データサイエンス研究科の学生が解析及びフィードバックすることで、データ解析の基礎知識を提供するなど、研究シーズとニーズのマッチングに基づく様々な共同研究を展開。
同社は、データテクノロジーカンパニーとして、⾼度なテクノロジーと独⾃のアイデアで、世界中のビジネスを⽀援。
また、同大は、データの利活用とそれらを通じて新しい価値を生み出すことができる人材を育成するため、実際にデータが集積する企業などとの産学連携を進めている。
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