2021年9月7日
N中等部、N/S高との連携を強化し「12歳からの進路設計」をサポート
角川ドワンゴ学園 N中等部は、生徒が12歳から自分の進路を考え、設計していくことを支援するため、2022年4月からN高等学校(N高)・S高等学校(S高)との連携を強化すると発表した。
また、N中等部通学コースでは、教育ニーズに応えるため1日の授業コマ数を増やし、さらなる学びの機会を提供するという。
昨今の教育制度改革の流れを受けて、国公立大学では総合型選抜入試(旧AO入試)の比重が高まっている。また、グローバル化の中で、海外の大学に進学する生徒も増えている。このような中で、N高は2020年度の大学入学試験において、総合型選抜入試で35人の合格者を輩出。海外大学についても、英エジンバラ大学など49大学、50人が合格するなど、大きな実績を出している。これからの時代において、早いうちから自らの進路を考え、時間をかけて活動に取り組んで実績を積み重ねていくことは、難関大学にチャレンジする上でも有利となる。
そこで角川ドワンゴ学園では、N中等部とN/S高の連携を深め、生徒の総合的な学びを支援するという。これまでもN中等部では、N/S高につづいて「Adobe Creative Cloud小中高校向けユーザー指定ライセンス」を採用し、生徒が無料でPhotoshop、Illustratorなどのアプリケーションソフトを使えるようになっているほか、N高通学コースにおいて2018年から実施してきた課題解決型プロジェクト学習「プロジェクトN」を導入するなど、N/S高で実績のあるプログラムを取り入れてきた。
今後は、「アスリートクラス」 「ネット部活」「ネットの高校マイプロジェクト」「キャリア教育」「オンラインコーチング」といった学びにも、N中等部から参加できるようになるという。
また、N中等部 通学コースにおける1日の授業数を2022年4月から、4コマから6コマ(※1コマ:50分)に増やし、教育の機会をさらに拡充。まず、2022年1月から3月の間にトライアル期間を設け、その後4月から本格導入をする予定。なお、コマ数が増えても学費については2021年度から変わらず、同額となる。
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