2021年10月7日
独学で取得した資格、「簿記」「FP」「語学系」がトップ3=Biz Hits調べ=
ビズヒッツは6日、同社のビジネスメディア「Biz Hits」が、働く男女500人を対象に実施した、「独学で取得した資格に関する意識調査」の結果をランキング化して発表した。
それによると、「独学で取得した資格は何か」を聞いたところ、1位「簿記」(78人)、2位「FP」(ファイナンシャル・プランニング技能検定、ファイナンシャルプランナー)と「語学系」(TOEICや英検など)が共に41人、4位「秘書検定」(34人)、5位「宅地建物取引士」(30人)がトップ5だった。
以下、6位「危険物取扱者」、7位「ITパスポート」と「日本漢字能力検定」、9位「MOS」、10位「保育士」と続いた。
11位以下には、「登録販売者」「介護福祉士」「メンタルヘルス・マネジメント検定」などが入った。
独学で資格を取得するにあたり、どのような教材や方法で勉強したかを聞いたところ、ダントツの第1位は「市販のテキスト」(411人)で、書店などでテキストを購入して勉強したという人が8割以上いた。
2位以下はかなり差が開いて「市販の問題集」(143人)、「ネットにある過去問」(53人)などが続いた。また、8位以下には「家族や知り合いに助けてもらった」、「合格者のブログを参考にした」などの回答が入った。
また、資格スクールや通信教育を利用せずに独学で勉強した理由を聞いたところ、第1位は「安くすむ」(249人)だった。スクールに通ったり通信講座を受講するとまとまった受講費がかかることも多く、経済的な理由で独学を選んだ人が多くなった。
2位は「独学で合格可能だから」(211人)、3位はかなり差が開いて「時間がない」(92人)だった。また、6位以下には「独学のほうが効率がいい」や「独学が好き」などが入った。
この調査は、独学で資格を取得したことがある500人(女性321人・男性179人)を対象に、9月7日~18日にかけて、インターネットによる任意回答という形で実施。
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