2021年12月29日
新潟産業大学、ブロックチェーン技術を活用し学生と企業をマッチングする「STAR」導入
新潟産業大学は27日、同大学の経済学部 経済経営学科 通信教育課程である「ネットの大学 managara」で、ブロックチェーンを用いた個人情報の管理・活用を実現する「STAR(Secure Transmission And Recording)」を導入し、学生のオンラインでの安心・安全・個別最適な就職活動を支援すると発表した。

ネットの大学 managaraは、完全オンラインにより学位の取得が目指せる大学。時間と場所の自由度の高さを生かせば、いつでも・どこでも、学生が「やりたいこと」「チャレンジしたいこと」に没頭しながら、また、海外にいながらでも日本の大学卒業が叶う。学生はこのメリットを生かし、地域でのプロジェクトに参画しながら、プロのスポーツ選手として活躍しながら、YouTuberなど個人の活動に没頭しながら等、大学で学びながら自己実現を目指している。同大学ではそうした学生の活動を就職・希望進路の実現に生かすべく、今回「STAR」の導入に至った。学生はこのシステムを活用し、大学生活での様々な「経験」を「能力」として可視化、大学卒業後の出口を模索していく。
同システムは、慶應義塾大学FinTekセンターが主幹となり実証が進められている、ブロックチェーン技術を活用した学生と企業をマッチングする新しいプラットフォーム。ブロックチェーン技術を活用しているため、安全性・透明性が非常に高いのが特長で、このしくみを活用し、学習歴や活動実績・適性を蓄積し、その蓄積したデータを就職活動時の企業とのマッチングを促す。
例えば、学生生活における活動等のポートフォリオをSTARに登録し、就職活動時に企業へのアピールや企業とのマッチングに活用できる。また、学生は個人情報の提供先、範囲、期間を自身でコントロールし、安心・安全な就職活動を行うことも可能。自己分析ツール「GROW360」を定期的に受験し自己の内省・分析を繰り返すことで、自己発見や自己成長につなげられるほか、STAR登録企業限定のインターンシップやイベントへの参加が可能
ネットの大学 managaraは、70年以上の歴史がある同大学が設置する通信教育課程。通学(スクーリング)の必要がなく、好きな時に好きな場所で、スキマ時間に1回10分程度の映像講義を受講するため、無理なく大学卒業・経済経営学の学士号取得を目指すことができる。
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