2022年5月11日
母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が宮城県色麻町で提供を開始
母子モは9日、同社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が宮城県加美郡色麻町で導入され、『しかまっこすくすくアプリ』として提供を開始すると発表した。
宮城県の中央北西部に位置する色麻町では、「みんなのチカラで 笑顔をはぐくむ 幸せいっぱい しかまっ子」を基本理念として掲げ、子どもたちが健やかで力強く生きることができるよう、子育て家庭が安心して暮らせるための支援事業を進めている。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマホやタブレット端末で簡単にサポートでき、440以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用された。
『しかまっこすくすくアプリ』は、スマホ・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、町が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる機能が充実している。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えている。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートするという。
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