2022年5月20日
エナジード、生徒の意志ある行動が実現する「ENAGEED GEAR」の実証実験結果を公開
エナジードは19日、「ENAGEED GEAR」の実証実験の結果を公開した。
同社は、生徒の気づきや学びを行動につなげること、また、それらを可視化することを目的にENAGEED GEARを昨年7月にリリースした。このたび、実際の教育現場での汎用的な有効性を確認するための実証実験の結果を公表した。
それによると、6校1071名の生徒について、2万7427件の問題発見、5716件の意識変化、2151件の行動変容が蓄積された。問題発見から意識変化への割合は21%、意識変化から行動変容への割合は38%という結果となった。
行動変容の内容を確認すると、行動変容の起きやすさは偏差値の高低によらない、対面では質問をあまりしない生徒がGEAR上では積極的に質問をみんなに投げかけるなど、意外な行動が見られた。同社では今回の検証を踏まえ、教師や生徒から問いを立てそれに返答することで意識変化につなげやすくするための新機能をGEARに搭載した。
GEARを実際に教育に活かしている大手前高松中学・高等学校の合田教諭をゲストに迎え、その効果や活用方法について話を聞く無料セミナーを、6月2日(木)16:00~17:15にオンラインで実施する。参加は無料。定員50名。
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