2022年5月24日
リアルで実施する面接について「自信がない」の回答が55.6% =学情調べ=
学情は19日、2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施した結果を発表した。
今回は「面接」をテーマに調査。それによると、オンラインで実施する面接について、「自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は22.3%。「自信がない」「やや自信がない」の回答が46.4%に達し、自信があると回答した学生の2倍以上だった。
オンライン面接に自信があると回答した学生からは、「リアル面接よりも、オンライン面接に参加する機会が多いので慣れている」「大学の面接練習でも、オンライン面接を想定して練習をしてきた」「リアル面接と比較すると、緊張しにくい」などの声が寄せられた。一方、オンライン面接に自信がないと回答した学生からは、「オンライン面接では、カメラを見て話すので、面接官の表情や反応を見ながら話すことが難しい」「自分の伝えたいことが、伝えられているか分かりにくい」「面接のなかで企業の雰囲気や求める人物像を掴むことが難しい」などの声が上がったという。
リアルで実施する面接について、「自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は18.0%。「自信がない」「やや自信がない」と回答した学生は55.6%で、自信があると回答した学生の3倍以上となった。リアル面接に自信がないと回答した割合は、オンライン面接よりも9.2ポイント高くなった。「リアル面接を経験する機会が少ないので、不安がある」「リアル面接に慣れていないので、オンライン面接よりも緊張してしまう」「入退室のマナーなど、リアル面接でのマナーが分からない」などの声が上がっており、リアル面接を経験する機会が少ないことから、自信を持てていない学生が多いと推察される。
リアル面接に自信を持てていない理由は、「リアル面接の経験が少ないから」が73.1%で最多。次いで、「リアル面接は緊張してしまうから」61.8%、「リアル面接でのマナーが分からないから」40.2%が続いた。
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