2013年12月5日
近大経営学部/小人数インタラクティブ・デモ公開授業を4~19日に実施
近畿大学経営学部は3日、少人数で、教員と学生が双方向にやりとりを行いながら授業を進めるインタラクティブ授業の開発・展開に取り組んでおり、今回、教員によるデモ公開授業と教員同士の授業評価(ピアレビュー)を12月下旬まで実施すると発表した。
少人数インタラクティブ・デモ公開授業として、鞆大輔教員がゼミ3回生を対象に「タブレットPCを用いた双方向型講義デモ」と題した授業を12月18日に行うほか、都合7つの公開授業を開催する予定。
この取り組みは、大学教員の教育能力を高めるための実践的方法であるFD(ファカルティ・ディベロプメント)の一環として行うもの。
経営学部では「将来ビジネスの中核を担う、企画力と実践力を持つ有為な学生の育成」にむけて、2008年にFD委員会を設置。
FD研修会を通じた教員の学習機会を設け、学部棟内には少人数で学ぶ「Idea Creation Room」を設置するなど、教員と学生の一体感のある授業を展開している。
公開授業概要
日 時:2013年12月4日(水)~19日(木)
内 容:各教員と学生が双方向にやりとりを行うインタラクティブ授業
場 所:近畿大学 東大阪キャンパス21号館6階605号室(Idea Creation Room)、20号館2A教室 大阪府東大阪市小若江3-4-1
対 象:経営学部学生
公開授業一覧
少人数インタラクティブ・デモ公開授業一覧(日程順)
■教員:荒川 一彦
「ケースメソッド教授法授業:組織文化の変革」
日時: 12月4日(水) 2時限(10:40~12:30まで)
対象:経営学部ゼミ3回生約20人 場所:605教室
内容:ハーバード・ビジネススクールの開発したケースメソッド教授法による討論授業。
学生間、講師を含む教室全体での討論を通じた知識創造の体験授業。
■教員:三上 明洋
「英語演習4」
日時:12月10日(火) 2時限(10:40~12:10) 場所:605教室
内容:1. Repeated Timed Readingを取り入れた多読活動
2. サマリーを活用したディクテーションと シャドーイング訓練
3. 英語によるグル-プ・ディスカッション とプレゼンテーションなどを含む総合的な英語力を
育成することを目指した授業です。
■教員:浦崎 直浩
「ペーパータワー建設で学ぶビジネスイノベーション」
日時:12月11日(水) 3時限(13:10~14:40)
対象:会計学研究会初年次学生20人 場所:20-2A
内容:1チーム6人で会社を作り、半紙(習字用紙)を材料としてペーパータワー建設に挑戦します。
戦略会議を行い、実際にタワーを作成、最も高いタワーを作ったチームが優勝です。この作業を通じて、会社の中でのチームワークやコミュニケーションの大切さ、製品開発のイノベーション、利益計算を学びます。
■教員:山縣(やまがた) 正幸
「特殊講義M(企業発展実態分析)」
日時:12月12日(木) 1時限(9:00~10:30)2週目授業 場所:605教室
内容:企業発展に関連するテーマを設定し、グループディスカッションを経て、グループとしての論・見解をまとめたうえで(1週目)、それぞれ10分くらいで,その内容を報告しあう。それにもとづいて全体討論(補足)をおこない、最終的に教員からコメントし、それぞれのワークシートを提出させる(2週目)。
■教員:上小城(かみこじょう) 伸幸
「演習I」
日時:12月13日(金) 昼休み~3時限(12:30~14:40)
対象:上小城ゼミ3年生19人 場所:605教室
内容:他大学との合同ゼミ研究発表大会に向けたゼミ内選抜プレゼンテーション。
4つのグループが各自で調査した研究テーマのプレゼンテーションを行い、質疑応答・討論を含めて、
次週に東京で行われる合同ゼミで発表する2グループを選抜する。
■教員:鞆(とも) 大輔 先生
「タブレットPCを用いた双方向型講義デモ」
日時:12月18日(水) 4時限(14:50~16:20)
対象:鞆ゼミ3回生22人 場所:605教室
内容:タブレットPCとコンテンツ管理配信アプリ(NTTコミュニケーションズ株式会社提供「Biz Suite eカタログ」)を用いた電子教材による講義のデモ。就職活動指導、特に面接対策に関するコンテンツを用いてタブレットPCとポータブルプロジェクタ等による双方向型学生指導のデモを実施します。
■教員:安酸(やすかた) 建二
「演習I」
日時:12月19日(木) 3時限(13:10~14:40)
対象:安酸ゼミ学生 場所:605教室
内容:実際に、現金とモノを動かすという作業を通じて、会社設立に始まり、財務活動、投資活動、
営業活動を経て利益を計算し配当の支払いを行うという株式会社の仕組みを理解する。また、この文脈での利益の意味を確認する。
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