2022年9月2日
小学校の入学準備、「夏休み~2学期にかけて始める」が最多 =「ちいく村」調べ=
C.Dreamsは1日、同社の教育メディア「ちいく村」が、小学生の子どもを持つ親200人を対象に実施した「小学校への入学準備に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「小学校への入学準備をいつから始めたか」を聞いたところ、「夏休み~2学期にかけて始める」が、200人中101人と過半数を超えた。次に多かったのが「1学期」(50人)で、3番目は「年中の冬」(28人)。「3学期から始める」(21人)と入学準備は平均よりも遅いことが分かった。
「入学準備で子どもにやらせてあげたい事」を聞いたところ、200人中92人(46%)が「ランドセル選び」と回答。次いで、「ひらがな・時計などの勉強」(37人)だったが、「ランドセル選び」がダントツで多かった。「交通ルールの勉強」(31人)や「文房具などの入学グッズ選び」(18人)などもランクイン。
「ランドセル選び」(通称:ラン活)をいつから始めたのかを聞いたところ、200人中120人が「年長7月以降」と回答。ランドセルは人気のものだとすぐに売り切れるため、早い人は年中からラン活を始めている。(同調査では200人中30人)
「年長の間にやっておくとよいこと」を聞いたところ、200人中114人が「身支度の練習」と回答。「勉強」は200人中45人で、圧倒的に「身支度の練習」が多かった。
「入学準備で遅れて後悔したこと」を聞いたところ、「早寝早起きの習慣づけ」(60人)が最も多く、以下、「セレモニースーツなど入学式の準備」(48人)、「勉強」(36人)などが続いた。
「学習机はいつ用意したか」を聞いたところ、200人87人が「年長秋~入学までの間」に購入していた。また、「購入しない」が84人、「いずれかのタイミングで購入する」が116人と、小学校入学に向けて学習机を購入する親が多数派だった。
「小学校入学に向けて勉強の準備は何をしたか」を聞いたところ、1位は「市販ドリル」(82人)、2位は「何もしていない」(54人)、3位は「通信教育」(41人)だった。
この調査は、小学生の子どもを持つ全国の親を対象に、8月にインターネットによる任意回答という形で実施した。有効回答数は200人。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)