2022年9月27日
電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」、早稲田大が押印廃止と承認プロセス見直しで導入
アドビは26日、同社の電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」を、早稲田大学が導入したと発表した。
同大は、創立150周年を迎える2032年に向けた中長期計画「Waseda Vision 150」を実現するため、3カ年ごとの計画として、情報化重点施策を策定・実行し、先進的なICTの効果的・効率的な活用による教育研究と大学運営のデジタル・トランスフォーメーションを推進している。
また、今年4月からは、「Waseda Vision 150」プロジェクトの1つとして、「職員業務トランスフォーメーション推進プロジェクト」をスタート。
学生・保護者・校友・教職員が、いつでもどこでも、より早く、より簡単に、やりたいことを実現できるスマートなサービスの提供と、それを支える柔軟な運営体制の構築を進めている。
こうした背景のもと、学内手続きの押印廃止と学内外の承認プロセスの見直しを図るために、今回、「Adobe Acrobat Sign」を採用。
採用にあたっては、職員自身がMicrosoft Power Platformのフローに組み込むことで、学内外との承認プロセスを迅速に行い、教員・学生・校友などのステークホルダーに対するサービスの向上、業務の効率化が実現できることが評価された。
同大では今後、「Adobe Acrobat Sign」をはじめとした各種ツールを活用して、バーチャル相談窓口やオンライン手続きによる時間・空間を問わないサービスなど、Smart Universityの実現に向けた取り組みを展開する予定。
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