2022年12月9日
資格・スキルへの興味、大学1年生が他学年の約2倍 =ペンマーク調べ=
ペンマークは8日、同社の大学生向け履修管理SNS「Penmark」を利用している現役学生23万人を対象に実施した、「新型コロナの影響による、Z世代の学生生活の変化についての実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「興味のある資格・スキル」を聞いたところ、1位「TOEIC・TOEFL・英検」36.2%、2位「IT・プログラミング」27.3%、3位「簿記・会計・税務」26.9%という結果になった。
学年別にみると、「宅建・建築士」と「弁護士・司法書士」を除き、すべての資格・スキルに対して大学1年生が他の学年の約2倍、興味が高いことが分かった。
文系・理系で比較すると、「TOEIC・TOEFL・英検」に関しては、文理どちらも6割以上の学生が最も強い興味を示した。
理系は、次いで「IT・プログラミング」、「簿記・会計・税務」と続き、2〜3割程度の関心度合いとなった。また、文系は「IT・プログラミング」、「英会話・外国語会話」と続き、3割弱だった。
理系だけでなく文系でも、「IT・プログラミング」が2位で、「英会話・外国語会話」より上位だったことから、コロナ禍で学生のプログラミングスキルへの関心の高まりが見られた。
上級生の上位は、1位「TOEIC・TOEFL・英検」18.3%、2位「IT・プログラミング」14.1%、3位「簿記・会計・税務」13.4%。
一方、下級生の上位は、1位「TOEIC・TOEFL・英検」26.8%、2位「簿記・会計・税務20.4%、3位「IT・プログラミング」19.8%で、1位の「TOEIC・TOEFL・英検」に関しては、上級生よりも下級生の方が7ポイント以上高い結果となった。
この調査は、「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の全国の学生を対象に、9月22日~30日にかけて、スマホを使って実施した。有効回答数は22万9617人(文系13万5933人、理系8万7943人)で、内訳は大学生が19万737人、大学院生1万563人、専修学校生1万2737人。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











