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2022年12月26日
ツムギノ、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」と連携を開始
テクマトリックスは22日、同社が提供する教育機関向けクラウドサービス「ツムギノ」と、NTTコミュニケーションズが提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」との連携を開始すると発表した。
3月に文部科学省「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が改訂され、アクセス制御によるセキュリティ対策が認められた。「まなびポケット」では、同ガイドラインに準拠した多要素認証・リスクベース認証を実現する統合認証サービスを2023年1月から提供開始予定。クラウドサービスである特長を活かし、校務支援システムとの連携時に多要素認証によるアクセスに限定し、校務支援システムに登録されている重要度の高い情報資産の保護ができ、教育現場での利便性を向上させると共に教職員の業務負荷を軽減できると考え、今回の連携にいたった。
連携内容は学習コンテンツを豊富に取り揃え、文部科学省が推進する学びの保障オンライン学習システム「MEXCBT」と接続している「まなびポケット」のアカウントを利用することで、教職員は出欠管理や成績処理等の校務を行う「ツムギノ」にシングルサインオンでログインすることが可能となる。多要素認証を前提とするアクセスにより、クラウド型校務支援システムであってもセキュアな利用環境を実現する。
「ツムギノ」と「まなびポケット」は、今後も新しい連係を展開していく予定。例えば出欠情報を連携し、「まなびポケット」で取得し自動集計された出欠情報を「ツムギノ」に連携し、出席簿や成績関連に自動的に反映することで教職員の業務負担を軽減。学習データと連携し、授業計画の情報連携や「まなびポケット」の学習データを「ツムギノ」に反映し、観点評価の指標とするなど校務システムと学習システムの組み合わせによる相乗効果を創出する。またユーザ情報の連携では、日本IMS協会で技術標準規格として検討されている「OneRoaster / Japan Profile」への対応により名簿情報の連携をシステム間で行いやすくすることで、年度更新や新入生登録の際にそれぞれのサービスでメンテナンスする運用業務を軽減する。
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