2023年3月20日
コマツ×クオリカ×石川高専、「DX人材の育成」で協力関係構築の協定を締結
コマツ、TISインテックグループのクオリカ、石川工業高等専門学校(石川高専)の3者は、石川県の高度産業DX人材の育成を目的にした、「デジタルトランスフォーメーション人材育成に関する包括連携協定」を、3月15日付で締結した。
同協定は、石川高専が進めているDX人材の育成を、石川県が創業の地であるコマツと、IT企業のクオリカが支援する産学連携の取組みに関する包括協定で、3者は中長期的な関係を結び、主に石川県の企業への貢献につながる、より実践的なデジタル技術をもつ人材の育成を推進していく。
具体的には、石川高専の実習用工作機械に、機械の状態監視と加工作業改善を行うためのIoTシステム「Kom-mics」(コムミクス)を導入。
従来の実習で学んできた「理論」と「作業」に「数字」を加えることで、データドリブンな学習(データを収集・分析し、様々な課題に対する判断や意思決定を行うことの学習)を実施するためのカリキュラムなどを開発し、デジタル技術を身に付けた人材を育成する。
また、将来的にはこのカリキュラムをブラッシュアップして、教育事例として石川高専から全国の高専に紹介し広げていく。
クオリカは、今回の取り組みの一環として、コマツが開発しクオリカが販売する工場の生産性改善システム「Kom-mics」を石川高専に導入。
石川高専は、現在推進しているDX人材育成で、DXの基礎教育(情報基礎教育や数理データサイエンス教育)に加え、実習用の工作機械に接続された「Kom-mics」で取得できる機械の稼働データを活用して、単なる機械の使い方だけでなく、データに基づく実践的な生産現場のデジタル化を学ぶためのカリキュラムを開発していく。
また、コマツは「Kom-mics」の自社での活用事例やノウハウを提供し、クオリカは「Kom-mics」の活用方法や管理支援などを通じて、石川高専でのカリキュラム化を支援する。
「Kom-mics」は、誰でも・どこでも・簡単に導入できる工場IoT。工作機械の稼働データや加工データなどの各種データを収集し、それを分析することで、工場の稼働状況の可視化や最適化に向けた施策立案を支援する。
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