2023年3月23日
DSという仕事に「将来性を感じている」割合は82% =データサイエンティスト協会調べ=
データサイエンティスト協会は20日、一般(個人)会員向けに実施したデータサイエンティスト(DS)の実態に関する調査結果を発表した。

それによると、「あなたの所属する企業・組織の業種を教えてください」の問いには、IT・通信が最多だが減少傾向がみられ、その他が増加。各業種間の差が縮まってきていることがわかった。

「あなたが所属している企業・組織ではどのような目的でデータ分析・解析をおこなっていますか」の問いには、社内データの分析・活用が進んでいることがわかった。

「あなたの所属する企業や組織では、データ分析・解析に従事する専門人材について独自の育成プログラムなどがありますか」については、育成プログラムを備える企業・組織は27%まで増加していた。

「あなたの所属する企業や組織では、『データサイエンス』に関する専門の部署やチームがありますか」の問いには、「ある」の回答が4割だった。

「あなたは、『データサイエンティスト』という職種に、どのようなイメージを持っていますか」の問いには、専門性が高く将来性があるというイメージが多いことがわかった。

「所属する企業・組織内で、ご自分を含め、データ分析・解析に関わる人材のスキルが活かせていると感じますか」の問いには、スキルが活かせているのは24%で、活かせていないと回答した割合が半数になる結果となった。

「あなたが所属する企業・組織内で、データ分析・解析に関するスキルを活かすうえで、困っている・不満に思っていることがあれば教えてください」には、減少傾向にあった上司や他部署の理解不足が増加。スキルレベルへの不満も微増の結果となった。

「あなたは、現在のデータ分析・解析に関する業務について満足していますか」の問いには、「満足している」が37%だった。

「あなたは『データサイエンティスト』という仕事に将来性を感じていますか」の問いには、「将来性を感じる」が82%という結果だった。
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