2023年4月3日
「朝課外」廃止に伴う新しい取り組みは「特にない」が約6割 =スタディプラス調べ=
スタディプラスは3月30日、Studyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で九州地方の学校に通う高校生を対象に実施した「朝課外」に関する調査結果を発表した。
同調査は2月10日から13日にかけて、762名から回答を得たもの。「朝課外」とは、九州地方の高等学校で早朝に行われている課外授業のことを指す。
それによると、「『朝課外』の参加は、必須ですか?任意ですか? or 必須でしたか?任意でしたか?」の問いには、必須参加が46.0%、任意参加が45.6%とほぼ同数だった。一方で、その他の回答を見ると「任意参加であるものの半強制」という回答が多く見られた。
「『朝課外』で行われている授業は、どのような形式ですか?」の問いには、「通常授業と同じ」が約8割。「『朝課外』での具体的な学習内容を教えてください」の問いには、「教科書に沿った学習」が約6割、「大学受験対策」が約半数であり、通常授業と同じような形式、内容が実施されている傾向がわかった。
「『朝課外』が廃止になってから、高校で新しくはじまったことがあれば教えてください」の問いには、「特にない」が6割以上で多数。「朝自習」「7時限目」「補習授業」が新たにはじまったという回答もあった。
「『朝課外』のような通常授業外の取り組みについて、学校でどのような取り組みがあると嬉しいですか?」については、「自習時間を確保してほしい」「自習場所を確保してほしい」が約半数。「自分の勉強状況に関して、先生から定期的なアドバイスがほしい」という回答も約半数あった。
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