2023年6月26日
すららネット、高知県教委から小中学校での個別最適化学習の実証事業に採択
すららネットは23日、同社が提供する「すららドリル」が高知県教育委員会からICT教材による個別最適化学習の実証事業に採択されたと発表した。
これにより、土佐町、越知町、黒潮町、いの町の4自治体の小中学校11校に在籍する小学5年生から中学3年生までの約500名を対象に、2023年度からの運用を開始した。
同社が昨年度から県立高校を対象に行ってきた「未来の教室」実証事業の成果を受け、今年度は小中学校における個別快適な学習とその成果を実証することとした。すららネットを活用し、高知県教育委員会が独自で開発・運用している学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」を通じて学習データを利活用することによる、児童生徒の学習に対する影響を検証する。
日々の学習データの検証のほか、定期的に学習方略、自己認知、自己効力感などの定性アンケートを実施。また、教員に対しても使用頻度、負担軽減、個別指導、授業改善についてのアンケートを実施する。これらのデータを蓄積・分析することにより、児童生徒の状況に応じた効果的な教員のアクションの具体的な物差しを作ることができると期待しており、今回の実証事業を教員の役割の変化に向けた具体的な取り組みと位置づけている。
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