2023年7月24日
「4人に1人」の大学3、4年生が就活でChatGPT利用 =ベネッセ i-キャリア調べ=
ベネッセホールディングスとパーソルキャリアの合弁会社であるベネッセ i-キャリアが運営するdoda発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は、大学3、4年生を対象に行った就活における「ChatGPT(生成AIサービス)」の活用状況の実態調査の結果を発表した。
今回の調査では、就活において「ChatGPT」の利用経験を持つ大学3、4年生は、全体の26.5%という結果になった。
就活において、具体的にどのような場面で活用したかについては、1 位は「企業の志望動機の作成」(63.6%)で、2 位の「自己 PR の作成」(62.8%)と僅差でした。
就活に利用した理由の多くは、「ChatGPT」の活用によって捻出できた時間を、企業や自己分析、今後のキャリアについて考える時間に充てたいというものが上位を占めており、実際の利用については、期待する一定の成果を感じている学生が多い結果となった。
「ChatGPT」を利用した学生が感じたメリットの 1 位は「自分では思いつかない気づきが得られた」(77.5%)だった。2 位は「時間短縮できた(企業分析や ES 作成などの作業時間)」(61.7%)、3 位「時間短縮できた(今後のキャリアや自己分析などの思考整理)」(40.8%)となり、利用の理由に対して一定の期待した効果が得られた学生が多
い結果になった。
一方で利用のデメリットについては、65.3%の学生が「なかった」と回答。利用の効果の有無にかかわらず、デメリットはなかったと感じた学生が多い結果になった。2 位「期待した気づきが得られなかった」(10.2%)、3 位「使いこなせなかった」(8.5%)だった。
書類選考や面接対策などの就活において役立ったかについては、1 位「多少役立った」(53.3%)、2 位「すごく役立った」(40.8%)となり、「役立っていない」と回答した学生は全体の 5.8%でした。「ChatGPT」の利用が、自身の就活に何らかの形で役立ったと感じた学生が多いことがわった。
就活に利用した学生に今後も「ChatGPT」を利用したいかを聞いたところ、63%の学生が「はい」と回答、「いいえ」(37%)より 27pt 多い結果になった。
調査は6月12日~6月18日にdoda キャンパス会員の大学 3、4 年生(25 年卒、24 年卒) を対象にWeb アンケート回答方式で行われた。有効回答数は452 人。
関連URL
最新ニュース
- 発達障がいの子どもの接し方「無意識のうちに保育士自身が差別しないこと」=明日香調べ=(2024年5月14日)
- マイナビ、「高校生のアルバイト調査(2024年)」を発表(2024年5月14日)
- 京都産業大学、全学的にPKSHA AI ヘルプデスク for Microsoft Teamsを導入(2024年5月14日)
- 芝浦工業大学、2024年4月学部入学者の女子比率が過去最高の26.6%に(2024年5月14日)
- 新潟県観光協会、教育旅行情報案内サイト「Egata」をオープン(2024年5月14日)
- 白鴎大学教職支援センター、「学び続ける教師のための教員研修リレー講座」スタート(2024年5月14日)
- 立命館、革新的な大学の世界コンソーシアム「Adobe Creative Campus」へ加入(2024年5月14日)
- 東京都市大学、社会人を対象リカレントプログラムに「動画のみ視聴コース」開設(2024年5月14日)
- 日本ディープラーニング協会、「第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024」最優秀賞を発表(2024年5月14日)
- GMO、未来のプログラミング教育を共創する「コエテコEXPO」6月に3日間開催(2024年5月14日)