2023年9月6日
小学生の学習つまずきポイント、1位「文章題・読解」2位「図・表の読み取り」 =Z会ソリューションズ調べ=
Z会ソリューションズは5日、子どもの学習に関する実態調査の結果を公表した。
調査は、子どもの学力を平均以上からレベルアップさせたいと考えている小学生の保護者110名を対象に、6月27日・28日に行われた。
それによると、約7割が子どもの学習に悩みがあると回答。具体的な悩みとしては「子どもがきちんと理解できているのか分からない」や「どのように教えてあげたらいいか分からない」「集中力を継続させる方法が分からない」などの回答が多かった。
子どもがつまずきやすいポイントを複数回答で質問したところ、「文章題・読解」が62.7%、続いて「図・表の読み取り」「計算」と続いた。また、子どもの学習のつまずきの具体的なポイントを訊ねたところ、「ケアレスミスが多い」「本質的に理解できているかわからない」「応用問題になると手が出なくなる」などの回答が多かった。
65.6%の保護者が「近年、子どもの教育において本質的な読解・思考力の重要性が高まってきている」と思うと回答。その理由としては「知識量だけでは戦えないから」「社会生活の中で必要な場面が多いから」「AIで代用できる部分が社会の中に広がってきているから」などの回答が多かった。
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