2023年11月13日
School Voice Project、「プールの水道代の賠償請求、あり?なし?」教職員アンケート結果公開
School Voice Projectは10日、プール水道代の賠償請求に関する教職員アンケート調査の結果を公表した。

今年5月、川崎市内の小学校で教員がプールの水を誤って流し続けてしまう出来事があり、その後、川崎市は担当した教員と校長に多額の損害賠償を請求したことが話題になっている。同様の出来事は他の自治体でも起こっており、今後も起きる可能性は否定できないことから、今回の件に関する意見と、勤務校や自治体のプール管理の現状について、全国の教職員を対象にアンケート調査を行った。

調査は9月8日~10月10日に行われ114件の回答を得た。それによると、「おかしい・理不尽である」の回答が全体の71%、「どちらかというとおかしい・理不尽である」が21%に上り、多くの教員が、担当教員や校長に対して賠償責任を負わせることに反対意見を持っていることが分かった。理由としては、「プールの管理体制に課題があったのではないか」「最終責任は管理職や教育委員会にある」などの声が寄せられた。

今後採られるべき対策については全体の回答にばらつきが見られるものの、体育科教員に絞って見ると「公営や民間の屋内プールの活用を進める」が34%と多くなった。
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