2023年11月27日
「就職活動において利用したSNS」 1位は「LINE」=ジェイック調べ=
ジェイックは22日、同社が運営する新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ」で、2024年卒業予定者を対象に実施した「就職活動の状況に関する24卒学生アンケート」の結果を発表した。
その結果、『就職活動において利用したSNS』の1位は「LINE」が40.5%。2位「利用していない」が33.6%、3位「YouTube」「X(旧:Twitter)」が同率で26.7%となった。
『就職活動においてSNSを利用しない理由』では、主な理由は『信用できない』や『不安』があげられた。
また、それぞれのSNSの活用方法を調査したところ、「LINE」は、「企業との連絡」が1位、次いで「本選考のエントリー」が19.4%となり、企業との連絡で主に活用されていることが伺えた。
「YouTube・X・Instagram」は、「企業研究」がいずれも30%超え最多という結果になった。また「YouTube」と「X(旧:Twitter)」では、「面接対策」と「社風を知る」が20%台、「Instagram」では「社風を知る」が28.6%と、「企業研究」に次いで需要があることが伺えた。
調査結果から『LINE』は『企業との連絡手段』として活用されていることが伺え、企業側が学生の手軽さや採用担当者の負担軽減を重視して『LINE』を活用している例が一定数あることが考えられる。一方で、就職活動で活用したSNSの2位は『利用していない』となり、SNSは『信頼性が低い』、『必要性を感じない(サイトで事足りる)』と感じている学生も一定数いることがわかった。企業の公式採用サイトやナビサイト等、様々な手段で情報収集できること、また個人が発信しているクチコミなどの非公式な情報を活用していることなどが要因と考えられる。
『YouTube』と『X(旧:Twitter)』は、回答者の約4人に1人が利用して『企業研究』や『社風を知ること』、『面接対策』に活用していること、また『Instagram』は、回答者の約5人に1人が利用して『企業研究』や『社風を知ること』に活用していることがわかった。企業の採用担当者は、『YouTube』『X(旧:Twitter)』『Instagram』ともに、社員インタビューや業務紹介記事、社員の日々の様子など、学生の企業研究や社風理解を促すコンテンツを発信することが、採用における企業ブランディングを図る上で有効であるといえる。
調査は10月13日から17日に、同社の新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録した2024年卒業予定者を対象にWebアンケートで行われた。総回答者数は130名。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、島根県江津市の公立放課後児童クラブにICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月17日)
- みん就、「みん就 2025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表(2024年5月17日)
- 志望校選び、親子で温度差。子どもは「設置学部」保護者は「学費」=明光義塾調べ=(2024年5月17日)
- 最も苦手な体育の種目、小学生は「水泳」、中学生は「長距離走」=ニフティ調べ=(2024年5月17日)
- カホエンタープライズ、山口大学で「Tableau」用いたデータ活用DX化支援を実施(2024年5月17日)
- 埼玉工業大学、工学部5専攻を新設 全学的に専攻を強化(2024年5月17日)
- FIXER、鈴鹿工専で生成AI活用に特化した寄付講座を開講(2024年5月17日)
- 立命館大学、人工知能チャットボット「ChatGPT」と翻訳ツール「BloomTalk」導入(2024年5月17日)
- マナリンク、不登校のためのオンラインフリースクール「マナリンク小中等部」開校(2024年5月17日)
- レコチョク、幼児・小学生向けデジタル技術を活用した「音楽×教育」体験会を開催(2024年5月17日)