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2024年5月23日

Edo×イトーキ、AI・メタバースを活用した学習環境開発プロジェクトを始動

Edo(エドゥ)は22日、地域における学習環境を充実させるため、イトーキとメタバース・AIを活用した学習環境開発プロジェクトを立ち上げると発表した。それに伴い、今月2日に契約締結式を行った。

Edoは昨年7月から中高生向け探究スクールEdo New Schoolを開校しており、5つの資質・能力を育むことを目的に同プロジェクトを推進する。展開予定の各地のスクールに通うスクール生同士が地域を越えて学び合ったり、スクール生が制作したチラシや造形物を3Dデータ化してメタバース上で共有したり、地域それぞれの課題の解決に資する取り組みをメタバース上に展示したりして、既存のオンライン会議システムでは実現できなかったコミュニケーションをメタバース空間で実現する。

また、対話型AIサービス「地域探究サポートbot(仮称ぐりん)」を開発し、Edo New Schoolで試験運用して、すでに開発済みの資源カードの情報を活用しながら、個人の趣味と地域資源のマッチングや、探究学習に必要な問いかけを行っていく。

ハイフレックスグループワークセットを活用し、リアルとオンラインの隔たりを感じさせないスムーズな対話を実現する。また、リアル空間で話者が複数に及ぶ場合、自動で話者を識別しカメラを自動ズームする機能も搭載し、こうした機能により空間の制約を越えた新しい学びの環境を構築する。

さらに、リアル/オンライン/ハイフレックス環境における会話量やアイデア数の推移、滞在時間などのデータを収集し、能力・資質の変化を独自開発の「非認知能力測定テスト」と「グループワーク分析システム」を利用して学習効果を検証していく。

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