2024年6月28日
大企業と中堅中小企業 生成AIに係る教育の実施の差は約4倍=リブ・コンサルティング調べ=
リブ・コンサルティングは26日、大企業と、中堅・中小企業の「生成AIの利用実態に係る調査」の比較結果を発表した。
大企業、中堅・中小企業における2回の調査結果を比較することで、企業規模の視点から生成AIに対する実態の差異を確認することが目的。
生成AIの利用状況に関しては、「日常的(週数回以上)に生成AIを利用している」は、大企業の課長職以上が41.1%、中堅・中小企業の課長職から経営者が9.8%と、約2倍の差がある。「ほぼ毎日利用している」は、大企業の課長職以上が10.5%、中堅・中小企業の課長職から経営者が1.3%で、差は更に拡大している。
成果の実感に関しては、「成果を実感している」は、大企業の課長職以上が22.8%、中堅・中小企業の課長職から経営者が10.9%で、約2倍の差。
生成AI導入ハードルに関しては、「使用方法のノウハウが不足している」は、大企業の課長職以上が43.1%でトップ、中堅・中小企業の課長職から経営者でも38.6%と上位で、傾向が似ている。「セキュリティ面で課題がある」は、大企業の課長職以上の33.1%で第2位、しかし中堅・中小企業の課長職から経営者では17.5%と差があった。
業務との関連性では、「自分の業務にプラスの影響を与える」は、大企業の課長職以上が4,7%、中堅・中小企業の課長職から経営者でも46.5%と、似た傾向。
生成AIに係る教育にいては、「すでに生成AIに係る教育を実施している」は、大企業の課長職以上が28.7%、中堅・中小企業の課長職から経営者の6.6%と、 約4倍の差となった。
調査概要
調査期間:
大企業対象 2月19日(月)~22日(木)
中堅・中小企業対象 4月30日(火)~5月6日(月)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :
大企業対象 年間売上高1,000億円以上の企業の課長職以上
中堅・中小企業対象 正社員30人から300人の企業の課長職~経営者
回答数:大企業対象 504名、中堅・中小企業対象 303名
関連URL
最新ニュース
- 大学でChatGPT業務活用率は3割、一方で導入を希望 “しない”層が5割存在 =WHITE調べ=(2024年7月2日)
- 受験生が受験期に親からかけられて嫌だった言葉第1位は =A.ver 調べ=(2024年7月2日)
- 「中退(中退検討)前に得られていれば、中退しなかったと思うサポート」=ジェイック調べ=(2024年7月2日)
- パナソニック コネクト、慶應義塾大学に顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」納入(2024年7月2日)
- アジア財団、大阪府内5つの高校・高専で「AI教育事業」プログラムを実施(2024年7月2日)
- 熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」、東京都市大等々力中学・高校が導入(2024年7月2日)
- リバランス、発達障がい・ギフテッド専門の「通信制オンラインスクールRe学院」設立(2024年7月2日)
- 小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」、応募受付開始(2024年7月2日)
- まちづくり三鷹、小中高生対象「夏休みプログラミング講座」開催(2024年7月2日)
- TENHO、新時代のAI共創型教育 生成AIを活用した「探究アイデアソン」一般公開(2024年7月2日)