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2024年10月28日

Progate、ITエンジニアを志望する学生の就職希望調査

Progateは24日、「ITエンジニアを志望する学生の就職希望調査」の結果を発表した。

18歳~24歳の学生4160名にスクリーニング調査を行い、そこでITエンジニアを志望していると回答した180名に対して行ったもの。


それによると、ITエンジニアを志望する理由については、「ITやテクノロジーが好き(45.6%)」「プログラミングが好き(33.9%)」「世界中で需要が高まっている(32.8%)」の順となった。


現在、プログラミング学習をしているかを尋ねると、「学習している(67.8%)」「学習していない(32.2%)」の回答となった。


「学習していない」の回答者に理由を聞いたところ、「学習する時間がない」が最も多く、次いで「どこから始めればいいか分からない」「サポートや指導を受けられる環境がない」となった。


エンジニアを志望する理由をプログラミング学習者と非学習者でみると、プログラミング学習者は「ITやテクノロジーが好き(55.7%)」に対し、非学習者は「リモートワークやフレキシブルな働き方が可能(31.0%)」「高収入の仕事に就きたい(31.0%)」が多い結果となった。

改めて、学習者は職種そのものへ強い興味を示す一方で、非学習者は働き方や待遇に対する期待が際立っており、それぞれ異なる動機があることがわかる。


次に、新卒エンジニア採用でエンジニア志望学生が最も知りたい企業情報については、「福利厚生や働き方の柔軟性(42.2%)」が最多。「オフィス環境(37.8%)」「社内の文化や雰囲気(36.7%)」「給与や昇給制度(36.7%)」と続いた。「具体的な仕事内容(30.6%)」も重要視されており、企業の働く環境や待遇に関する情報が全体的に高い関心を集めていることがわかる。


プログラミング学習者と非学習者でみると、学習者では「企業の技術スタックや開発手法」などの技術的な要素も29.5%と高い関心を持っている一方、非学習者では10.3%となり、19.2ポイントの差が出た。技術面の詳細な情報は特に学習者にとって重要であることがわかる。


出社やリモートワークなどの理想的な働く環境については、「リモートと出社を併用(半々)」が44.4%で最多。完全出社や出社を中心とした勤務を希望する声は1割に満たず、リモートワークを取り入れた柔軟な働き方が好まれる結果となった。ただしフルリモート希望は15.6%にとどまり、一定の出社も望まれる傾向が見られた。


就職活動で不安なことや困りそうなことについては、「どんな企業が自分に合うのかわからない(40.0%)」「実務経験がないため、企業からの評価が心配(35.0%)」「求人情報が多すぎて、適切な企業を選ぶのに迷ってしまう(25.6%)」の順となった。


プログラミング学習者では「実務経験がないため、企業からの評価が心配(41.8%)」が最も高く、非学習者では「どんな企業が自分に合うのかわからない(37.9%)」が最多だった。


技術選考をどう思うかについて学習者と非学習者でみると、プログラミング学習者では「自分の技術力が選考基準に達しているか不安(38.5%)」、非学習者では「実務経験が少ないと不利になりやすいと感じる(31.0%)」が最多だった。


新卒エンジニアとして企業に期待することについては、「しっかりとした研修や教育制度(42.2%)」「わからない時にすぐに聞ける環境(37.8%)」「柔軟な働き方(リモートワーク、フレックスタイムなど)(31.7%)」の順となった。


プログラミング学習者と非学習者でみると、プログラミング学習者では「わからない時にすぐに聞ける環境(45.9%)」「しっかりとした研修や教育制度(42.2%)」「柔軟な働き方(リモートワーク、フレックスタイムなど)(38.5%)」となり、非学習者では「しっかりとした研修や教育制度(39.7%)」「自主的な教育への支援(22.4%)」「わからない時にすぐに聞ける環境(20.7%)」「キャリアアップの機会(20.7%)」の順となった。

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