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2025年3月25日
ICT教材「すららドリル」、教育同人社のプレテストを搭載し4月から提供
すららネットは、教育同人社と協業して、公立小学校に提供しているICT教材「すららドリル」に教育同人社のプレテストを搭載し、4月1日から提供を開始する。
「すららドリル」は、児童一人ひとりの理解度に応じて学習を進められる無学年式の学習システムで、学年の枠を超えて必要な内容にさかのぼりながら学習でき、基礎の定着を図りながら個別最適な学習環境を提供。
一方、プレテストは、本番の評価テスト(ワークテスト)に向けた事前練習としての役割を担っており、児童が自信をもって本番に臨めるようにするための準備段階のテストで、出題形式や内容もワークテストに近く、テスト慣れや単元理解の確認が目的。
今回、「すららドリル」にプレテストを搭載し、自宅などでも実施できるようにすることで、学習機会の拡充へとつなげる。また、自宅で実施する場合には、紙の場合、保護者が丸つけなどを負担することが課題とされていたが、その負担も軽減することができる。
プレテストの結果は、「すららドリル」の体系学習の仕組みと連携して、過去の学習内容にさかのぼって学ぶことができ、つまずきを解消しながら着実に理解を深められる。学習内容をしっかり定着させてからワークテストに臨むことで結果につながり、それによって、児童の学習意欲の向上にもつながる。
今回プレテストを搭載するにあたり、教育同人社は「すららドリル」用に新たに問題を開発。このプレテストは、教育同人社の算数ワークテストと連動しており、「すららドリル」と「教育同人社テスト」を併せることでプレテストの効果が最大化される。
搭載するプレテストは、小学校算数の教科書(1~6年生、6種類の教科書対応)に完全準拠しており、約10分で児童の到達度を測定できる。アセスメント機能に加え、児童が間違えた問題に関連する「すららドリル」の単元を学習カリキュラムとして自動で設定し、復習を効果的に進めることができる仕組みが整っている。
また、単元別の結果帳票を簡単に出力でき、教員が児童の学習進捗を把握しやすくなり、指導の最適化もサポートする。
プレテストを搭載した「すららドリル」は、まず初めに小学校算数での提供を開始し、その後他の科目への展開も視野に入れている。また、GIGAスクール構想との親和性を高めながら、全国の公立小学校への普及を目指している。
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