2025年4月11日
26年卒 8割の学生が「ポータブルスキル」の習得を重視 =学情調べ=
学情は9日、2026年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「ポータブルスキル」についてのインターネットアンケートの結果を発表した。
それによると、ポータブルスキルについて知っているかの問いには、「名前も内容も知っている」は4.0%、「名前は知っている」も10.7%にとどまり、「知らない」が85.3%を占めた。
そこで、「ポータブルスキルとは、仕事が変わっても持ち運びできるスキルのことです」と伝えたうえで、身に付けることを重視するかを尋ねたところ、「重視する」と回答した学生が34.0%。「どちらかと言えば重視する」44.7%を合わせると、78.7%に上り、約8割の学生がポータブルスキルの習得を重視していることがわかった。
「部署異動や転職のときに役に立つ」「様々な業界で必要な人材になれる」など、将来の転職を見据えた声が多く寄せられた。「キャリアにつながる」「有用な人材になりたい」「生活が豊かになる」といった声もあった。
就職活動において、企業の研修・教育制度を知ると「志望度が上がる」と回答した学生は50.7%。「どちらかと言えば志望度が上がる」36.0%を合わせると、86.7%を占め、9割近い学生が研修・教育制度を知ると志望度が上がるとしている。
「安心」につながるとの声が多く、入社後の「イメージが湧く」という学生も。「自己成長できる環境」「将来設計に役立つ」「自分自身の価値を高めることができ、転職にも有利に働く」との声もあった。
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