2025年6月20日
大阪大学産業科学研究所×進鳳堂×imec、英語学習の共同研究論文が国際学術誌に掲載
進鳳堂は18日、大阪大学産業科学研究所、大阪大学大学院人間科学研究科、Interuniversity Microelectronics Centreとの共同研究論文が、国際オンラインジャーナル「Discover Education」に掲載されたと発表した。
論文では、脳波(EEG)を用いて、英語学習中の被験者の前頭部シータ帯域活動(frontal theta activity)と英語習熟度との関係を分析した。
前頭部シータ帯域活動を英語初級者(TOEIC730点未満)と英語上級者(TOEIC730点以上)で比較したところ、英語初級者に比べ英語上級者では英語学習中の前頭部シータ帯域活動が高いことが示された。
これは、英語習熟度による学習への集中度の違いを反映していると考えられ、「英語習熟度を従来のテストに依存せず、脳波活動から客観的に測定できる可能性」を示した研究となったという。
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