2014年3月11日
デジタルアーツ/未成年者と保護者のスマホ・ネット利用意識調査を発表
デジタルアーツは、「未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利用における意識調査」を実施し、その結果を踏まえて「第5回スマホの利用実態調査発表会」を開催した。
調査はスマートフォンが急速に普及する中、親子のスマートフォン利活用の実態や意識の違いを比較するためのもので、デジタルアーツ 道具登志夫代表取締役社長の挨拶ののち、広報・コーポレートマーケティング課の吉田明子氏による調査結果発表、エンジェルズアイズ遠藤美季代表の講演を行った。
調査によると、現在何らかのスマートフォンを使用している未成年の割合は60.8%となることが分かった。これは、第1回の調査(2011年11月)時の14.4%と比較し4.3倍となっている。
そのうち女子高生では、今回は95.1%が「使用している」と回答し、第1回調査時20.9%と比べ4.6倍となった。
一方フィルタリングの使用状況では、30.9%が使っている回答としており、これは第1回調査時40.6%と比べ4分の3に減少していることが分かった。ただし女子高校生に限ってみると使用率は32.0%で、2013年8月の前回調査(16.5%)と比べ、2倍近く増加していることが分かった。
これについて、「世間でスマートフォン利用によるトラブルなどが喧伝されることや、関係者らの普及活動の効果が表れているのではないか」(吉田氏)と説明した。
インターネット接続可能な携帯端末に関する調査で、携帯ゲーム機の使用目的を尋ねたところ、30.7%が「インターネットをする」と回答。特に男子高校生では41.9%となった。
また、携帯電話やスマートフォンを使用するようになってからの行動や感情の変化を尋ねたところ、男子高校生の42.7%、女子高校生の58.3%、スマートフォン所有者では38.3%が「インターネットを始めてから気分が落ち込んだり、自分が嫌になることがある」と回答した。
次いで、エンジェルズアイズ遠藤代表が登壇し、「学生のネット依存」をテーマに講演した。
エンジェルズアイズに寄せられる相談ごとのうち、56%は「学生のネット依存」に関する内容だという。そのうち、依存しているサービスについては、ゲームや動画、スカイプ、LINE、SNS、2ちゃんねる、まとめサイトがあり、具体的なサービスとして「ツイキャス」「ニコ生」などライブ配信などにはまり、生活サイクルが昼夜逆転してしまうなど様々なケースがある。また地域や学校、学年など集団単位で依存する対象が違う傾向があるという。
子ども本人からの相談内容では、「気分が落ち込む、自己嫌悪」「止めたいけれど止められない」「成績が低下した」といった声が寄せられ、一方家族からは「止めるように言うと暴言や暴力をふるう」「依存から抜けられなくなるのではないか不安」「発達障がいとの関係」という悩みが多い。
依存の背景として、ネットに繋がる携帯端末が増え、より身近になったことなどを指摘。「本人が依存に気付いていないケースがあり、また人との繋がりを求める気持ちや不安、認められたいといった欲求を満たすために利用している」傾向があると遠藤代表は説明し、大人が利用のオンオフなど手本を示す必要があると語った。
最後に、デジタルアーツから、「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」に、学生による追加シナリオについての紹介があった。
今回のアップデートでは、スマートフォンのトラブルを身近に感じている学生の視点を取り入れ、兵庫県立大学の学生と大阪府の私立羽衣学園高校の生徒の協力のもと、「ゲーム依存」「友達とのトラブル」「友達とのトラブル2」の3つのストーリーを追加した。
サービス概要「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」
料金:無料
対応機種:iOSはiOS 5.0以降、Android対応端末はAndroid 2.2以降
関連URL「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」ダウンロード
調査概要
対象:携帯電話・スマートフォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名と、未就学児から18歳の子どもを持つ保護者層624名の合計1242名
期間:2014年2月17日(月)~2月18日(火)
方法:インターネット調査
監修:ネット依存アドバイザー遠藤美季氏
問い合わせ先
デジタルアーツ経営企画部
info@daj.co.jp
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