2025年10月6日
デジタルトラスト協議会、「デジタルトラスト用語集」を公開
デジタルトラスト協議会は2日、「デジタルトラスト用語集」を公開した。
用語集の公開により、同協議会が提供するホワイトペーパー、報告書、制度解説資料などとのストーリー性の高い連携が可能となり、読者の理解が深まることが期待される。
また、非専門家(行政ユーザー・中小企業・一般市民など)にもデジタルトラストに関する知見へのアクセスを促進し、普及・啓発活動の基盤となると考えられる。
現在、主要な用語として次のような項目が収録されている。用語ごとに「内容」と「典拠(出典)」が明示されており、正確な理解と参照が可能。
用語とその概要例
■eシール
組織が管理している秘密鍵によるデジタル署名データです。付与対象の文書について、発行元を特定し、付与以降の改ざん検知が可能です。
■タイムスタンプ
対象文書に、第三者であるタイムスタンプ局が管理する信頼のおける時刻を付与し、タイムスタンプ局の秘密鍵によってデジタル署名されたトークンです。対象文書が、その時点に存在したことと、その時点以降の改ざん検知が可能です。日本では、総務省告示によって適正な信頼性を確保した事業者を認定する制度があり、安全・安心なタイムスタンプが提供されています。
■電子署名
自然人が管理している秘密鍵によるデジタル署名措置です。署名対象の文書について、自然人本人の意思表示が可能です。電子署名法にて、本人のみが付すことができることを適正に管理することで、対象文書の正当性を推定することが認められています。
■トラストサービス
オンライン環境における、電子取引の信頼を高めるためのサービスです。電子署名、eシール、タイムスタンプ等の、対象文書の完全性を保証するサービスです。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













