2026年2月4日
小1生の親の悩み、最多は「スマホ・タブレットを見る時間が増えた」=イトーキ調べ=
イトーキは3日、全国の小学1年生(2025年度入学)の子どもを持つ親1100人を対象に、入学後の生活・学習・遊び・デジタル活用について聞いた「小学生入学トレンド調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、入学後の生活で「困っていること」を尋ねたところ、最も多かったのは「スマホ・タブレットを見る時間が増えた」29.0%で、次いで、「TVやゲームの時間が増えた」28.5%、「就寝時間が遅くなった」27.0%が上位にランクインし、デジタル接触や時間管理に悩む家庭が多い実態が伺えた。
現在習っている「習い事の種類」を聞いたところ、最も多かったのは「スポーツ系(サッカー・水泳・体操・ダンスなど)」37.7%で、以下、「音楽系(ピアノ・バイオリン・歌など)」23.1%、「学習塾」22.5%、「英会話/英語教室」21.8%が僅差で続いた。身体を動かす習い事が最多となる一方で、語学や学習系の習い事も上位に入り、小1の段階から「運動」と「学び」の両立を意識した習い事選びが行われている様子が伺える。
また、入学準備で「最も優先して購入したもの」を聞いたところ、1位は「ランドセル」40.4%、2位は「スマホ・タブレット・PC」12.0%で、3位に「学習机」11.5%がランクイン。必需品に次いで、学習環境づくりを意識した選択をする家庭も一定数あることが分かった。
家庭内での学習時間について見ると、学習机を利用する家庭では、平日に「1時間以上」学習している割合が46.0%で、ダイニングテーブル利用(18.7%)を大きく上回る結果となった。一般的なデスクやローテーブルを含め、「専用の学習スペース」がある家庭ほど、学習時間が長くなる傾向が見られた。
入学直後の小1にとっては、まだ「自分で切り替える力」が発展途上の時期でもあり、「ここで勉強する」という場所の分かりやすさが、日々の学習習慣づくりを後押ししていると考えられる。
一方、「友達と遊ぶ内容」について見ると、屋外で走り回る遊び(鬼ごっこ・かくれんぼなど)をしている割合は、女の子が40.0%、男の子が34.1%と、女の子のほうが高い結果となった。屋内外の遊具で遊ぶ割合も、女の子が36.1%、男の子が28.5%と、女の子が上回っていた。だが、デジタルゲームや動画視聴、通話・チャットといったデジタルを介した遊びは男の子の割合が高い傾向が見られた。
また、親の年齢別に家庭学習の状況を見ると、親が「20代」の家庭では、平日に「1時間以上」家庭学習をしている割合が50.0%で、「30代」33.9%、「40代」31.3%に比べ高い水準だった。勉強や学習におけるYouTubeやSNSの活用状況を見ると、親が「20代」の家庭では約8割が「活用している」と回答。30・40代と比べても高い結果となった。
若い親世代では、紙のドリルや机に向かう学習だけでなく、デジタルを含めた多様な学び方を取り入れることで、結果的に家庭学習時間が確保されている可能性が考えられる。学習時間の長さそのものだけでなく、「どのような手段で学ばせているか」という学習スタイルの違いが、親世代によって表れ始めているといえそうだ。
「1カ月あたりのお小遣い」について見ると、「5000円以上」と回答した割合は中間子が最も高く、末っ子は「お小遣いを渡していない」「少額」に集中する傾向が見られた。生まれ順による金額差は、家庭内での役割意識や、上の兄姉との比較による判断などが影響している可能性も考えられる。お小遣いは金額そのものよりも、お金との付き合い方を学ぶ機会として、家庭ごとに設計されている実態が伺える。
この調査は、全国の小学1年生(2025年度入学)の子どもを持つ親を対象に、2025年12月9~11日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1100人。
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