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2014年3月27日
NICT/防衛省技術研究本部と研究協力の推進についての包括協定を締結
情報通信研究機構(NICT)は26日、防衛省技術研究本部(TRDI)と同日、電子情報通信分野で双方の研究開発を一層推進するため、研究協力の包括協定を締結したと発表した。
NICTは、研究成果の展開を積極的に進め、外部機関との連携強化に努めてきた。その一環として、サイバーセキュリティ技術、ネットワーク仮想化技術などの分野において、新たに防衛省とも相互に協力し、包括的な協定を結ぶことになった。
サイバーセキュリティ技術では、NICTは最先端のサイバー攻撃可視化技術や検証環境構築支援技術等の研究開発を進めており、TRDIが取り組むサイバー演習環境構築技術の研究と連携することで、さらなる研究の推進を図る。
ネットワーク仮想化技術では、最先端のSDN多重化技術や広域SDN構築運用技術等の研究開発を推進し、TRDIが取り組むサイバー攻撃時の通信ネットワークの抗たん性向上の研究に、ネットワーク仮想化技術を用い、双方の研究の高度化に取り組む。
これまでも、NICTは、全球降水観測(GPM)計画における衛星搭載二周波降水レーダーの開発をJAXAと、またヘリサット(消防防災ヘリコプターに搭載する直接衛星通信システム)の開発で消防庁と研究連携を進めてきた。
問い合わせ先
情報通信研究機構 産学連携部門
電 話:042-327-7225
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