2026年2月24日
中学受験、保護者の9割以上が「学習以外の悩み」に直面=feileB調べ=
feileB(フェルビー)は20日、同社のオーガニックサプリメントブランド「レピールオーガニックス」が、中学受験を経験した子どもを持つ保護者364人を対象に実施した、「中学受験期の生活実態や悩みに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「中学受験期に、保護者として悩みを感じたこと」を聞いたところ、9割以上の保護者が「学習以外の点」で何らかの悩みを抱えていたことが分かった。最も多かったのは「勉強量と生活習慣(睡眠・食事)のバランス」62.4%で、以下、「子どもの体調管理」60.7%、「子どものメンタル・ストレスへの配慮」60.4%、「睡眠時間の確保」58.5%、「塾や習い事で帰宅時間が遅くなること」57.7%などが続いた。
この結果から、中学受験期の保護者は、成績や学力そのもの以上に、子どもの心身のコンディションをどう保つかに最も頭を悩ませている実態が伺える。

さらに、前問で選んだ項目の中から「最も大きな悩み」を1つに絞ってもらったところ、
「子どものメンタル・ストレスへの配慮」20.1%と、「勉強量と生活習慣のバランス」19.5%が他の悩みを上回る結果となった。学力や学習内容そのものではなく、心身の負荷や生活リズムの乱れが、保護者にとって最大の不安要因となっているのが明らかで、中学受験が、子どもだけでなく、家庭全体にとっても「コンディション管理が問われる期間」であるのが浮き彫りになった。
そのほかにも、「子どもの体調管理」17.3%、「親がどこまで関わるべきか(口出し・見守り)」14.8%、「塾や習い事で帰宅時間が遅くなること」9.1%などが挙げられた。

次に、「塾がある日の夕食の取り方」について聞いたところ、最も多かったのは「帰宅後に家で夕食」33.8%で、以下、「塾の前・帰宅後に分けて食べさせていた」21.2%、「塾の前に家で夕食」17.6%、「お弁当を持参(塾弁)」14.0%、などが続いた。
受験期の夕食は、画一的なスタイルではなく、状況に合わせて工夫されている実態が見えた一方で、「生活習慣のバランス」に悩みを抱えていた保護者が多いことから、帰宅後の遅い時間の夕食になってしまうことが、最良の選択ではなく余儀なくされている状況も見てとれた。

「受験期の平日の夕食時間帯」については、「19時台」23.1%、「18時台」19.0%、「20時台」18.7%、「21時以降」16.5%という結果になり、「19時台」が最も多かったものの、20時以降を合算すると35.2%になった。一方で、「日によって違う」12.9%や、「18時以前」9.9%も一定数おり、家庭の方針や通塾状況によって様々である実態が見えた。

「受験期の食事で意識していたこと」を尋ねたところ、最も多かったのは「栄養バランスを意識した」59.3%だった。また、「温かいメニューを取り入れた」29.4%、「子どもの好みを優先した」34.1%といった回答からは、忙しい中でも「きちんと食べさせたい」「心と体を支えたい」という保護者の愛情や配慮が読み取れる結果となった。
特定の栄養素への意識や学力向上のための食材選びにこだわった保護者は少数派で、特別な食事よりも、子どものコンディションや健康管理、食事の喜びを重視している傾向が見られた。

続いて、「受験期の子どもの就寝時間」を聞いたところ、ボリュームゾーンは「23時台」39.3%、「22時台」35.4%だった。8割強の受験生が、「22時以降」に就寝していた結果となった。また、「24時以降」という回答も約1割(9.6%)あり、中学受験期では小学生に必要な睡眠時間が十分にとれていない可能性を示唆した。

一方、「受験勉強のために、習い事はどのように整理したか」を聞いたところ、最も多かったのは「減らした(回数を減らす/一部をやめる)」46.7%で、以下、「一切変えなかった(息抜きとして継続した)」21.4%、「すべてやめた」17.6%と続いた。中学受験期でも、習い事を完全に断つのではなく、子どものストレスや生活リズムを考慮しながら、無理のない形で調整するという選択が主流なのが伺える。

また、「動画・ゲームの利用に対する対応」について尋ねたところ、「使用時間のみを決め、内容やタイミングは本人に任せていた」28.8%、「宿題や約束など、条件を満たした場合のみ使用を認めていた」24.2%が多く、「原則として使用させなかった」家庭よりも、時間・条件・内容など、何らかのルールを設けたうえで利用を認めていた家庭が多数派という結果になった。
一方で、「特にルールは設けなかった」家庭が20.3%と、「原則として使用させなかった」12.6%を上回る結果となった。一律に制限するのではなく、息抜きや自主性を認める姿勢が広がっており、中学受験期でも、管理と自由のバランスを取りながら関わろうとする家庭像が浮かび上がる。

「受験に向けて、やってよかったと思うこと」を聞いたところ、「子どもの体調管理に気を配った」51.4%、「生活リズム(睡眠・起床)を意識した」45.3%、「メンタル面のケアを意識した」41.8%、「食事や栄養面に気を配った」39.3%などが挙げられた。
上位には、学習内容や勉強量そのものではなく、日常生活を整える行動が並んでおり、学習のサポート以上に、体調・睡眠・食事・メンタルといった「生活の土台づくり」が、結果的に受験を支えたと感じている保護者が多いのが分かる。

逆に、「やっておけばよかったと思うこと」を尋ねたところ、後悔として多く挙がったのは「親の関わり方の見直し」26.9%、「学習環境の見直し」22.0%で、厳しく管理するべきか、任せるべきか、正解が見えにくい中で試行錯誤していた保護者の葛藤が伺える。
また、「睡眠管理」16.8%や「食事や栄養面への配慮」13.2%など、生活面に関する項目も一定数挙がっており、当時は精一杯だったものの、振り返ると生活リズムや心身のコンディション面に改善の余地があったと感じている保護者が多いのが読みとれる。

最後に、「どのような家庭環境で中学受験に取り組んでいるのか」を調査したところ、住居形態では、「持ち家」が全体の8割(戸建て56.9%、マンション23.1%)を占めており、安定した居住環境のもと、長期的な生活設計や教育方針を見据えたうえで、中学受験を選択している家庭が多いのが伺える。
この調査は、中学受験を経験した子どもを持つ保護者を対象に、1月21〜27日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は364人。
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