2022年4月20日
中学受験、子どもは「学力向上」、親は「精神的成長」を実感=栄光ゼミ調べ=
進学塾「栄光ゼミナール」は19日、この春、中学受験をした受験生502人とその保護者512人の合計1014人を対象に実施した、「受験生アンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、受験生の保護者に、「最初に中学受験をしようと考えた人」を聞いたところ、46.7%の保護者が「母」と回答。次いで、「子ども本人」33.4%、「父」17.0%だった。
最初に「母」が中学受験をしようと考えた家庭が多いものの、約3分の1の家庭では、「子ども本人」がきっかけで、中学受験を検討したことが分かった。
「志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視したポイント」を、受験生と保護者に聞いたところ、受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「教育方針・校風」で、受験生69.7%、保護者68.4%にのぼった。
受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「校舎や設備が整っている」47.8%ことをより重視している一方、保護者は「中高一貫指導」51.4%、「大学進学実績」27.1%、「カリキュラムや指導内容」32.4%などをより重視していることが明らかとなった。
「志望校・受験校を選ぶ上で、学校の雰囲気や取り組みについて重視した点」を、受験生と保護者に聞いたところ、受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「通学が便利」で、受験生44.8%、保護者63.7%だった。次いで、受験生・保護者とも、「在校生の雰囲気」(受験生42.8%、保護者56.1%)を重視していることが分かった。
受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「文化祭などの学校行事が盛ん」33.1%、「クラブ活動が充実している」37.5%など、学校活動をより重視していることが分かった。
受験生と保護者に、「受験とはどのようなものだったか」を聞いたところ、受験生の回答が最も多かったのは「学力の向上に役立った」65.7%で、保護者は、「精神的成長に役立った」が最も多く、80.9%にのぼった。
「受験勉強は苦しかった」などの意見も見られるものの、受験生・保護者とも、中学受験を肯定的に捉えていることが明らかとなった。
受験生に、「受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人」を聞いたところ、「母」が72.3%で最も多く、次いで「塾の先生」が68.7%にのぼり、受験生にとって、周囲の大人が支えになっていることが分かった。
また、「塾の友達」も約半数(47.4%)の受験生が支えになったと回答しており、「志望校合格」という同じ目標をもつ塾の友人も、受験生にとっては重要な存在であることが分かった。
保護者に、「習い事やクラブを続けた時期」を聞いたところ、3分の1以上(35.0%)の家庭が「辞めずに続けた」と回答。前年同様、受験勉強と習い事やクラブを両立している受験生が少なくないことが明らかとなった。
また、習い事やクラブを辞めた家庭のうち、「小学5年生まで続けた」という回答が最も多かった。中学受験の勉強が本格化する小学5年生のタイミングで、習い事やクラブを整理したためと考えられる。
受験生に、「これから受験を迎える後輩への学習アドバイス」を聞いたところ、「合格をつかむためには、ひとつひとつのことを積み重ね、自分に厳しく勉強していくことが重要」、「自分の苦手なところをきちんと見極めて重点的に勉強して苦手をなくすこと」などの声が寄せられた。
また、保護者に「子どもの入試に関して、どのような役割を担ったか」を聞いたところ、「悩んでいることや困っていることがないか、なんでも相談できるように声がけをした」、「どんな風に勉強に取り組みたいか、他の習い事をどうしたいかなど、子どもと一緒に考え、子どもが決めたことを尊重してサポートした」などの声が寄せられた。
この調査は、「栄光」の教室に在籍していて、2022年に私立・国立中学校を受験、または公立中高一貫校を受検した受験生とその保護者を対象に、1月11日~3月29日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は受験生502人、保護者512人。
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